FEATURE 114

期待のユースクライマーを紹介

第9回リードユース日本選手権の注目選手たち[女子編]


2021年5月29日~30日に富山県南砺市で開催される「第9回リードユース日本選手権南砺大会」(LYC)。出場選手の中から、実績ある注目選手たち男女各6名を紹介する。

※本記事は『第9回リードユース日本選手権南砺大会 公式プログラム』の掲載内容に未収録分を追加したものです。
 
第9回リードユース日本選手権の注目選手たち[男子編]
 

平野 夏海(ひらの・なつみ)/ 日本体育大学
出場カテゴリー:ジュニア

シニア日本代表に定着した18歳。最後のLYCで目指すは“完登”

 
今大会に向けたトレーニング状況
週一でリードを練習しています。あとは、ボルダリングをして突破力を身につけています。量より質を意識したトレーニングをしています。
 
今大会の目標、意気込み
この大会がラストのリードユースなので、決勝に残ってかっこいい登りをしたいなと思います。完登目指して頑張ります!
 
 

谷井 菜月(たにい・なつき)/ 橿原学院高等学校
出場カテゴリー:ジュニア

代表デビューの2019年にリードW杯年間3位。昨年大会はユースAで戴冠

 
今大会に向けたトレーニング状況
今大会に向けて、リードとボルダリングをバランスよく練習してきました。
 
今大会の目標、意気込み
コロナの影響で大会の開催も難しい中、出場できることに感謝し、ベストを尽くせるよう頑張ります。前大会に続いて優勝し、連覇を目指します。
 
 

柿崎 未羽(かきざき・みう)/ 明法高等学校
出場カテゴリー:ジュニア

2年連続リードW杯日本代表。昨年はリードジャパンカップで3位入賞の活躍

 
今大会に向けたトレーニング状況
週4日程度練習しています。リードジャパンカップまでにリードの登り込みはかなりしていたため、最近はボルダーの頻度も増やしています。
 
今大会の目標、意気込み
まだ一度もユース選手権で表彰台に乗ったことがないので、表彰台が目標です。このご時世の中で大会を開催していただけることに感謝し、自分ができる最高の登りをしたいです。
 
 

高尾 知那(たかお・ともな)/ 愛知県山岳連盟
出場カテゴリー:ユースA

3月のリードジャパンカップで上位進出を果たし、日本代表に初選出された16歳

 
今大会に向けたトレーニング状況
週4回ほど練習していて、週末はリードのジムに行きます。「今日は数をこなす!」「呼吸を意識する!」などテーマを決めて、1本1本のルートを大切に、楽しんで登るようにしています。
 
今大会の目標、意気込み
目の前にあるルートを、いつも通りわくわくした気持ちで登ります! 応援よろしくお願いします!
 
 

抜井 美緒(ぬくい・みお)/ 奈良県山岳連盟
出場カテゴリー:ユースB

14歳ながら2年連続でリードジャパンカップの準決勝を経験。2年ぶりの優勝を目指す

 
今大会に向けたトレーニング状況
練習は週4日くらいで、ホームジムで登っています。本当なら休日はいろんなジムでオンサイト練習をしたかったけど、あまり行けていません。状態としては、オンサイト練習が不足しているので不安はありますが、自信のある持久力を武器に全力を尽くしたいと思います。
 
今大会の目標、意気込み
今大会の目標は優勝することです。周りの人の登りに左右されずに、課題を登り切ることだけを考えて登りたいと思います。
 
 

関川 愛音(せきかわ・めろでぃ)/ 八戸市立湊中学校
出場カテゴリー:ユースB

昨年ユースCでボルダリング優勝、リード準優勝の逸材。優勝とユース日本代表入りを狙う

 
今大会に向けたトレーニング状況
地元では冬期間の練習ができないので、本格的に練習を始められたのは3月中頃です。現在は週2回、週末にトレーニングを行えるようになりました。今年度は、OS(オンサイト)トレーニングの強度アップと、登り込みの本数、強度、インターバルを3段階に調整したトレーニングをしています。平日はボルダーや陸上のトレーニングがメインです。
 
今大会の目標、意気込み
今大会の目標は優勝して世界ユース選手権に出場することです。このような状況下で、かなり狭き門となると思いますが、完登を目指して、しっかりと結果を残せるよう頑張ります!

CREDITS

取材・文 編集部/ 写真 窪田亮 / 協力 JMSCA

※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。

back to top