FEATURE 106

リード日本一決定戦を熱くする

第34回リードジャパンカップの注目選手たち[女子編]


3月26日~28日に千葉県印西市で開催される「第34回リードジャパンカップ」の注目選手たち男女各4名を紹介。彼ら8名が、2021年のリード日本一決定戦を熱くする。

※本記事では『第34回リードジャパンカップ公式大会プログラム』掲載内容に未収録分を追加してお届けします。

関連記事:第34回リードジャパンカップの注目選手たち[男子編]
 

森 秋彩(もり・あい)
茨城県山岳連盟 / 17歳

 

 
2019年の世界選手権リード種目で国内最年少のメダル獲得者となった現役高校生。1月のボルダリングジャパンカップを初制覇した勢いそのままに、大会連覇を狙う。
 
①リードにおける自身の強み
1番の強みは持久力だと思います。小さい頃から自分の長所として常に意識してトレーニングしてきました。また、複雑なムーブや持ちどころがわかりにくい場面での現場処理能力も自分の中では強みだと思っています。
 
②今大会に向けたトレーニング状況
いつもはひたすら持久力トレーニングや登り込みなどをやっていましたが、今回は突破力をつけるためにボルダリングも取り入れて、核心でのダイナミックな動きや強度の高いルートにも対応できるようトレーニングしてきました。コロナの関係で遠征は前のように頻繁に行けていないのですが、いまの環境でできる限りのことをやりました。
 
③今大会の目標、意気込み
いま持っている力を全て出し切って最高なパフォーマンスができるように頑張ります。
 

谷井 菜月(たにい・なつき)
橿原学院高等学校 / 17歳

 

 
森秋彩ら実力者の揃う“2003年世代”を代表する一人。初参戦した2019年のW杯では安定した成績で年間3位の快挙。リードジャパンカップ初表彰台に向けて、意気込み十分だ。
 
①リードにおける自身の強み
私がリードクライミングで大切にしていることは諦めない気持ちです。自身の強みとしてはどれだけヨレてきても手を離さず、最後の一手まで振り絞ることだと思っています。
 
②今大会に向けたトレーニング状況
この大会に向けて、平日は持久力トレーニングを、週末はいろいろなジムに行ってボルダーの登りこみを中心にボディーバランス、ポジショニングを意識して練習してきました。最近の大会は大きなホールドを使った課題も多く、ボルダー能力やバランスが必要な場面も多いので、これまでよりボルダーの頻度を上げて練習してきました。
 
③今大会の目標、意気込み
私はまだLJCで表彰台に乗ったことがありませんが、今回こそはと思っています。完登を目標に諦めない気持ちを持って頑張ります。コロナ禍において大変な時期だからこそアスリートとして最高のパフォーマンスを見ていただき、応援してくださる方々に元気を与えたり、ワクワクしていただけるようなクライミングをしたいと思っています。
 

田嶋 あいか(たじま・あいか)
慶應義塾大学 / 22歳

 

 
15歳でLJCに統合前の日本選手権を制し、その翌年には野口啓代のボルダリングジャパンカップ10連覇を阻んだ。学生最後となる今大会に、これまでの全てを懸ける。
 
①リードにおける自身の強み
昔から「落ちたら死ぬと思って登れ」と叩き込まれてきたので、根性には自信があります。粘り強いクライミングができたらいいなと思います。
 
②今大会に向けたトレーニング状況
最近では週1、2回のペースでリードトレーニングをしています。ボルダリングジャパンカップまではほとんどリードをしていなかったのでかなり持久力が落ちてしまっていましたが、最近になってようやく戻ってきました。LJCまで残りわずかとなりましたが、さらに良い状態に仕上げられるよう頑張ります!
 
③今大会の目標、意気込み
LJCに初めて出場した2011年から、早くも10年が経ちました。今年が学生最後のLJCとなるので、私にとって大きな意味がある大会だと感じています。これまで積み上げてきたものを出し切れるようなクライミングをしたいです。応援よろしくお願いします!
 

久米 乃ノ華(くめ・ののは)
船橋市立船橋高等学校 / 17歳

 

 
公式戦出場3大会目となった前回大会で10位に食い込み初の日本代表入りを果たすと、同年の「Top of the Top」ではボルダリングを含む2種目で決勝に進出した新星。
 
①リードにおける自身の強み
ホームジムの「登攀道場」(千葉県千葉市)がボルダリングジムなので、ルートを読み解く力がまだ足りません。それを補うための持久力が強みです。
 
②今大会に向けたトレーニング状況
週4回のペースで登っていて、主に持久トレーニングを、週1回はリードのトレーニングを行っています。リードではオンサイトトライをメインにしています。どこまで登ることができるか、一本一本のトライを大切にして楽しんでいます。ホームジムには最近流行りのボテやスローパーが少なく、苦手意識があります。その練習ができるジムに行った時には、がむしゃらに触って登れるイメージや感覚を身につけられるようにしています。
 
③今大会の目標、意気込み
昨年はW杯メンバーになることができ、とても嬉しかったです。しかし、コロナ禍で国際大会に出場できませんでした。LJCで日本代表権を獲得し、今度こそ国際大会で活躍することが目標です。まだまだ試合経験が浅い私ですが「クライマーは挑戦者たれ」を胸にいま持っている力をすべて出しきれるよう頑張ります! 応援よろしくお願いします。
 
「第34回リードジャパンカップ」大会特設サイト

CREDITS

取材・文 編集部/ 写真 窪田亮 / 協力 JMSCA

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