大政涼

大政涼が決勝トーナメント進出もフライングで敗退【スピードW杯2025 第1戦呉江大会】

 中国・呉江で開催中のクライミングW杯は26日、スピード第1戦の決勝を行い、男子はロン・ジェングオ、女子はジャン・シャオチンの中国勢が優勝した。日本勢は男子の大政涼が唯一決勝トーナメントに進出するも、初戦で敗れて15位に終わった。

 日本勢は大政、安川潤の男子2人、林かりんの女子1人が出場。大政が5秒15で予選15位に入り、上位16人による決勝トーナメントに進出する。安川はフライングによる失格で最下位となる54位、林は9秒97の33位で敗退した。

 大政は決勝トーナメントの初戦でロンと対峙。今月19日に更新した4秒87の日本記録をさらに更新できるか期待が高まったが、フライングを犯してしまい早期敗退を喫した。

<リザルト>

[男子]
1位:ロン・ジェングオ(CHN)/4秒88
2位:フライホリ・イルチシン(UKR)/4秒98
3位:キロマル・カティビン(INA)/4秒75
4位:サミュエル・ワトソン(USA)/5秒04
――――――
15位:大政 涼(JPN)/FS ※決勝T進出
54位︰安川 潤(JPN)/FS

[女子]
1位:ジャン・シャオチン(CHN)/6秒32
2位:チョン・ジミン(KOR)/6秒37
3位:デン・ルイウン(CHN)/6秒34
4位:エマ・ハント(USA)/6秒39
――――――
33位:林 かりん(JPN)/9秒97

※左から順位、氏名、所属国、記録
※記録は、1・2位はビッグファイナル(優勝決定戦)、3・4位はスモールファイナル(3位決定戦)でのタイム
※安川潤、林かりん、小屋松恋の記録は決勝トーナメントでのタイム

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編集部 / 写真 © Kazushige Nakajima/IFSC

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