
安楽宙斗は呉江大会で2023年に優勝、2024年に3位と2年連続で表彰台に上がっている
明日からリード、スピードのW杯シリーズが開幕 中国・呉江で第1戦
クライミングW杯シリーズのリード、スピードの開幕戦が明日25日から中国・呉江で行われる。
18~20日に柯橋で行われたボルダー第1戦に続き、リードとスピードも中国で2025年の初戦を迎える。スピードは25日に予選、26日に決勝が、リードは25日に予選、26日に準決勝、27日に決勝が予定されている。
リードにはボルダー第1戦で優勝したばかりの安楽宙斗が参戦予定。呉江大会では2023年に優勝、2024年に3位を経験しており、2大会連続で表彰台に上がっている場所で、種目をまたいだW杯2週連続優勝にも期待が高まる。日本勢は国別出場枠を満たす男女6人ずつがエントリーしている。
スピードは大政涼に注目。19日の国内大会で日本記録を4秒87まで縮めるなど調子を上げている。大政もW杯で自己最高順位となる3位を2023年の呉江大会で記録している。勝負どころで世界記録の4秒74に近づく好タイムを計測できれば、2位以上も見えてくるはずだ。大政のほかに、男子は安川潤、女子は林かりんが出場する。
クライミングW杯2025 呉江大会(スピード第1戦、リード第1戦)
スケジュール
4月25日(金)
09:00 ~ /リード男女予選(10:00 ~)
19:00 ~ /スピード男女予選(20:00 ~)
4月26日(土)
15:00 ~/リード男女準決勝(16:00 ~)
19:30 ~/スピード男女決勝(20:30 ~)
4月27日(日)
19:00 ~/リード男女決勝(20:00 ~)
※スケジュールは予告なく変更される場合があります
※()内は日本時間
日本代表出場予定選手
[男子リード]
安楽 宙斗(JSOL)
小俣 史温(日本体育大学)
吉田 智音(摂南大学)
本間 大晴(小原歯車工業)
鈴木 音生(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)
清水 裕登(愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)
[女子リード]
小武 芽生(エスエスケイフーズ)
小田 菜摘(大阪府山岳連盟)
葛生 真白(白鴎大学)
谷井 菜月(愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)
中川 瑠(日本大学)
麦島 心花(中部大学春日丘高等学校)
[男子スピード]
大政 涼(ダイキアクシス)
安川 潤(早稲田大学)
[女子スピード]
林 かりん(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
※左から氏名、所属先(出場予定選手、所属先は4月14日時点)
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文 編集部 / 写真 © Kazushige Nakajima/IFSC
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