「AKIYO’S DREAM with RYUGASAKI」が開催 野口啓代が発起人の小中学生大会

 スポーツクライミングの東京五輪銅メダリスト・野口啓代氏が発起人の小中学生を対象としたボルダー大会「AKIYO’S DREAM with RYUGASAKI」が15、16日、ニューライフアリーナ龍ケ崎(茨城県龍ケ崎市)で行われた。

会場となったニューライフアリーナ龍ケ崎

 大会は野口氏が設立した「Akiyo’s Campany」と龍ケ崎市が共催。同市出身の野口氏は龍ケ崎ふるさと大使を務めるなど地元との繋がりが深く、また龍ケ崎市はスポーツクライミングをまちづくりに繋げていく取り組みを進めている中で、地域活性化や次世代クライマーの育成を目的とした大会が実現した。

野口啓代氏

 予選には国内外から集まった222人が出場。8課題を登り、上位6人が4課題で競う各カテゴリーの決勝に進出した。小学3・4年生の女子は全課題を完登し2位に2完登差をつけた石井優菜が優勝した。同男子は3人が4完登で並び、アテンプト数の差で濱松祥太郎が頂点に立った。

予選の様子

 小学5・6年生の女子は予選5位だった濱松いちかが3完登で戴冠。同男子は予選4位だった橋爪健太と同6位だった深澤要が4完登で並び、アテンプト数の差わずか「1」で橋爪に軍配が上がった。

ファイナリスト紹介(写真:Shinta Ozawa)

 中学1年生の女子は高久晴希が予選に続いて1位の座を守り、男子は濱田琉碧がただ1人の全完登で1位に。同2・3年生の女子は昨年のユース日本代表・村上和香が予選を全完一撃していたTan youtianを上回って1位に輝くと、同男子もユース日本代表の仲田和樹が3つの一撃を含む全課題完登で表彰台の中央に上がった。

決勝の様子

表彰式(写真:Shinta Ozawa)

 大会には野口氏のほか、日本代表の楢崎智亜・明智兄弟、森秋彩もゲストとして来場し、トークショーや決勝の解説などで会場を盛り上げた。

トークショーに参加した(左から)楢崎智亜、楢崎明智、森秋彩、野口啓代(写真:Shinta Ozawa)

CREDITS

編集部 / 写真 AKIYO’S DREAM

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