
安楽宙斗
安楽宙斗が首位発進 唯一の完登を記録【リードジャパンカップ2025】
スポーツクライミングのリードジャパンカップが1日午前、三重県伊賀市の「DMG MORIアリーナ」で開幕し、男子予選は安楽宙斗が首位で準決勝に進出した。
リードジャパンカップ初開催となった「DMG MORIアリーナ」
男子は54人が出場し、完登を記録したのは安楽のみ。安楽は1本目に登ったAルートを冷静にレストを挟みながら登り、傾斜が緩くなる終盤も攻略した。Bルートは難易度が高く、37手のうち最高成績は安楽、楢崎智亜、鈴木音生の27+だった。
Aルートを完登した安楽
2位で予選を通過した楢崎智亜
楢崎と鈴木は40手で構成されたAルートでも安楽同様に好成績を残し、それぞれ38+、37+をマーク。楢崎は総合2位、鈴木は同3位につけた。世界ランキング10位以内の本間大晴、吉田智音、村下善乙、田中修太、同ランキング日本人トップの2位でリードジャパンカップを2連覇中の小俣史温はいずれも26位以内に入り、準決勝行きを決めた。準決勝は明日2日9時30分から行われる。
<準決勝進出選手>
1位:安楽 宙斗(JSOL)/TOP/27+
2位:楢崎 智亜(無所属)/38+/27+
3位:鈴木 音生(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)/37+/27+
4位:本間 大晴(小原歯車工業)/37+/26+
4位:吉田 智音(摂南大学)/37+/26+
6位:百合草 碧皇(早稲田大学)/35+/26+
7位:藤井 快(無所属)/37+/23
8位:村下 善乙(法政大学)/37+/21+
9位:佐々木 玲偉(福島県山岳・スポーツクライミング連盟)/33+/23
10位:和田 樹怜(高知県山岳連盟)/35+/22+
11位:長森 晴(N高等学校)/34+/22+
12位:今泉 結太(茨城県山岳連盟)/26+/25+
13位:小俣 史温(日本体育大学)/33+/22+
14位:杉本 侑翼(近畿大学工業高等専門学校)/32+/22+
15位:亀山 凌平(滋賀県山岳連盟)/25+/23+
16位:石津 元崇(周南公立大学)/35+/21
17位:田中 慧樹(茨城県山岳連盟)/30/22+
18位:清水 裕登(愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)/32+/21+
19位:西尾 洸音(兵庫県山岳連盟)/25+/22+
20位:船木 陽(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)/27+/21+
20位:樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/27+/21+
22位:藏敷 慎人(兵庫県山岳連盟)/32/21
23位:上原 玄武(東京都山岳連盟)/33+/16
24位:藤脇 祐二(大阪府山岳連盟)/23/22+
25位:中上 太斗(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/27+/21
25位:大高 伽弥(Base Camp)/27+/21
25位:田中 修太(新潟県山岳協会)/27+/21
※左から順位、氏名、所属先、Aルート成績、Bルート成績
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CREDITS
取材・文 編集部 / 写真 中本岳人
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