2課題とも完登し、女子ユースCを制した廣瀬菫

廣瀬菫、海野奈花、深澤要、長尾一樹が優勝【リードフューチャーカップ2024】

 スポーツクライミングの「第3回リードフューチャーカップ西条」が9、10日、石鎚クライミングパークSAIJOで開催された。

 エントリー者数の増加に対応するため、今年はボルダーとリードを別日程で開催する形となったユースフューチャーカップ。ボルダーフューチャーカップ(以下BFC)は9月に茨城県鉾田市で行われ、リードを実施種目とする今大会は愛媛県西条市で開催された。2011、12年生まれのユースCと、2013、14年生まれのユースDで男女それぞれ計4つのカテゴリーが設けられ、予選と決勝を分けず2本のルートを登った成績で順位を決定した。

関連記事:ユースC・Dで4人が国内ボルダーの頂点に【ボルダーフューチャーカップ2024】

会場の様子

 9日は男子のユースD、Cが行われた。ユースDはAルートの中盤以下で落下する選手が続出した中、深澤要がAルートで1位となる29+、Bルートで2位となる38+をマーク。総合成績で頂点に立った。ユースCはA、B両ルートで1位の成績を残した長尾一樹が優勝。BFCでの2位に続き表彰台に上がった。

男子ユースD優勝の深澤要

男子ユースC優勝の長尾一樹

 10日は女子のユースD、Cが行われた。ユースDは唯一の完登をBルートでしてみせた海野奈花が戴冠。ユースCは2ルートとも完登した廣瀬菫が文句なしの優勝を飾った。

女子ユースD優勝の海野奈花

女子ユースC優勝の廣瀬菫

 

<表彰台一覧>

男子ユースD(2013、14年生まれ)

1位:深澤 要(群馬県山岳・スポーツクライミング連盟)/29+/38+
2位:遠藤 航至(東京都山岳連盟)/15+/41+
3位:安本 梛生(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会 )/28/ 30+

男子ユースC(2011、12年生まれ)

1位:長尾 一樹(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)/44+/48
2位:河本 恒太朗(京都府山岳連盟)/44+/46
3位:上田 大志(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)/44+/45+

女子ユースD(2013、14年生まれ)

1位:海野 奈花(大阪府山岳連盟)/42+/TOP
2位:為則 咲帆(兵庫県山岳連盟)/ 46+/47+
3位:橋本 暖(群馬県山岳・スポーツクライミング連盟)/42+/48+

女子ユースC(2011、12年生まれ)

1位:廣瀬 菫(東京都山岳連盟)/TOP/TOP
2位:木村 夏渚(神奈川県山岳連盟)/54+/TOP
3位:蒔田 遙(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)/44+/49+

※左から氏名、所属先、成績(Aルート/Bルート)

「第3回リードフューチャーカップ西条」大会特設サイト
大会公式掲示板(競技順・成績速報などはこちらから)

CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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