左から天笠颯太、安楽宙斗、楢崎智亜

日本勢が連日の表彰台独占 安楽Vで日本男子7連覇、25年世界選手権出場内定【クライミングアジア選手権2024】

 中国・泰安で開催されているクライミングアジア選手権で12日、男子ボルダーの決勝が行われ、安楽宙斗が1位、天笠颯太が2位、楢崎智亜が3位に入った。昨日は女子ボルダーで日本勢3人がメダルを獲得しており、2日連続で日本人選手が表彰台を独占した。

関連記事:松藤藍夢が優勝 日本女子5人のボルダー決勝を制する【クライミングアジア選手権2024】

 日本男子は6人が出場した。予選は天笠が首位に立ち、全5課題を完登した日本人選手が6位までを占めた。準決勝は楢崎が首位。5人の日本勢が決勝に駒を進めた。

 決勝は天笠、藤脇祐二、安楽、楢崎が連続完登したあと、第3課題を唯一完登した安楽が最終課題も攻略して逃げ切った。2〜4位は3完登4ゾーンで並び、アテンプト数の差で上位から天笠、楢崎、藤脇と続いた。

 安楽の優勝により、日本男子がボルダーで大会7連覇を達成。さらに安楽は、来年9月に韓国・ソウルで開催される世界選手権の出場が内定した。

<決勝リザルト>

1位:安楽 宙斗(JPN)/4T4z 8 5
2位:天笠 颯太(JPN)/3T4z 5 6
3位:楢崎 智亜(JPN)/3T4z 6 5
4位:藤脇 祐二(JPN)/3T4z 7 12
5位:パン・ユーフェイ(CHN)/1T4z 1 13
6位:緒方 良行(JPN)/1T4z 2 14
――――――
9位:吉田 智音(JPN)※準決勝進出

※左から順位、氏名、所属国、成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数

CREDITS

編集部 / 写真 JMSCA

※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。

back to top