楢﨑智亜が前回大会のボルダー、リード王者として臨む

クライミングアジア選手権が10日から中国・泰安で開幕

 スポーツクライミングのアジア選手権が中国・泰安で10日から14日にかけて開催される。

 実施種目はボルダー、リード、スピード。10~12日にボルダー、13日にスピード、13~14日にリードが行われる。今月2〜6日に韓国・ソウルで各種目のW杯最終戦が開かれていたばかりで、選手によってはアジアでの連戦となる。

 日本代表の安井博志ヘッドコーチによれば、今大会での各種目優勝者には来年9月に開催される世界選手権(ソウル)の出場権が与えられるため、アジアのトップ選手たちが権利獲得を目指して集うという。日本からは安楽宙斗、楢崎智亜、野中生萌らが出場予定で、男子12人、女子15人がエントリーしている。日本男子はボルダーとリードで大会6連覇中。前回の2022年大会では楢崎が両種目を制している。

 

クライミングアジア選手権2024 泰安大会

スケジュール

10月10日(木)
09:00 ~/女子ボルダー予選(10:00 ~)
14:00 ~/男子ボルダー予選(15:00 ~)
10月11日(金)
10:00 ~/女子ボルダー準決勝(11:00 ~)
17:00 ~/女子ボルダー決勝(18:00 ~)
10月12日(土)
10:00 ~/男子ボルダー準決勝(11:00 ~)
17:00 ~/男子ボルダー決勝(18:00 ~)
10月13日(日)
10:30 ~/女子スピード予選(11:30 ~)
11:30 ~/男子スピード予選(12:30 ~)
13:00 ~/男女リード予選(14:00 ~)
18:00 ~/男女スピード決勝(19:00 ~)
10月14日(月)
10:00 ~/男女リード準決勝(11:00 ~)
17:00 ~/男子リード決勝、女子リード決勝(18:00 ~)

※スケジュールは予告なく変更される場合があります

日本代表 出場予定選手

[男子]
楢崎 智亜(無所属)/B・L
安楽 宙斗(JSOL)/B・L
緒方 良行(B-PUMP)/B・L
藤脇 祐二(大阪府山岳連盟)/B
天笠 颯太(東洋染工)/B
吉田 智音(摂南大学)/B・L
小俣 史温(日本体育大学)/L
百合草 碧皇(早稲田大学)/L
安川 潤(早稲田大学)/S
藤野 柊斗(東洋大学)/S
竹中 翔(岐阜県山岳連盟)/S
谷井 和季(橿原学院高等学校)/S

[女子]
伊藤 ふたば(デンソー岩手)/B
野中 生萌(無所属)/B
中村 真緒(日新火災)/B
松藤 藍夢(日本大学)/B
関川 愛音(八戸学院光星高等学校)/B
平野 夏海(日本体育大学)/B
谷井 菜月(奈良県山岳連盟)/L
小武 芽生(エスエスケイフーズ)/L
小田 菜摘(大阪府山岳連盟)/L
高尾 知那(中京大学)/L
美谷島 ももか(日本大学)/L
林 かりん(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/S
河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/S
小屋松 恋(横浜隼人高等学校)/S
金谷 春佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/S

※左から氏名、所属先、出場種目(出場予定選手、所属先は9月10日時点)
※出場種目はB=ボルダー、L=リード、S=スピード

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 © Kazushige Nakajima/IFSC

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