中国勢が男女で優勝 日本勢は安川が男子11位、林が女子12位【スピードW杯2024 最終第5戦ソウル大会】

 韓国・ソウルで開催中のクライミングW杯で4日、スピード最終第5戦が行われ、男子はワン・シンシャン、女子はジョウ・ヤーフェイが優勝。中国勢2人が頂点に立った。日本勢は安川潤の男子11位、林かりんの女子12位が最高成績だった。

予選の様子

 予選は5秒16だった安川が7位で日本男子唯一の通過。女子は7秒57だった林かりんが12位、8秒15だった小屋松恋が16位で決勝トーナメントに進出した。しかし、3人ともトーナメントの初戦で敗退した。

 年間ランキングでは4秒74の世界記録を持つサミュエル・ワトソン(米国)、女子はデン・ルイウン(中国)がともに初めての年間1位でフィニッシュした。

<リザルト>

[男子]
1位:ワン・シンシャン(CHN)/6秒23
2位:アミル・マイムラトフ(KAZ)/10秒60
3位:キロマル・カティビン(INA)/4秒99
4位:マッテオ・ズルロニ(ITA)/8秒93
――――――
11位︰安川 潤(JPN)/5秒29 ※決勝T進出
17位:大政 涼(JPN)/5秒29
33位:谷井 和季(JPN)/5秒56
53位:藤野 柊斗(JPN)/8秒24

[女子]
1位:ジョウ・ヤーフェイ(CHN)/6秒78
2位:ラジア・サルサビラ(INA)/8秒08
3位:ワン・シェンジャン(CHN)/6秒80
4位:デン・ルイウン(CHN)/6秒90
――――――
12位:林 かりん(JPN)/FALL ※決勝T進出
15位:小屋松 恋(JPN)/7秒88 ※決勝T進出
19位:河上 史佳(JPN)/8秒31

※左から順位、氏名、所属国、記録
※記録は、1・2位はビッグファイナル(優勝決定戦)、3・4位はスモールファイナル(3位決定戦)でのタイム
※安川潤、林かりん、小屋松恋の記録は決勝トーナメントでのタイム

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編集部 / 写真 © Kazushige Nakajima/IFSC

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