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濱田琉誠が“2大会連続金” U-16男子ボルダーで戴冠 仲田和樹、村上和香は銅【クライミングユース世界選手権2024】
IFSCクライミングユース世界選手権(中国・貴陽)は大会最終日となった8月31日、U-16の男女ボルダー決勝を行い、男子で濱田琉誠が1位、仲田和樹が3位、女子で村上和香が3位に入った。濱田は昨年のリード優勝に続き2大会連続で金メダルを手にした。
男子は濱田が予選6完登、準決勝3完登、決勝3完登と高い完登率で全ラウンド1位に立った。決勝は第2課題以降を連続して登り切り、最後は一撃で優勝を決めた。昨年大会はボルダー2位、リード1位、今大会はボルダー1位、リード2位で、2種目ともに好成績を収めている。日本勢は他2人も決勝に進出し、仲田は2完登で3位に入り初出場で初表彰台。齋木猛斗は3ゾーンで6位だった。
女子は村上が日本勢で唯一の決勝進出。多くの選手が難課題に苦しめられ、村上もゼロ完登で終わってしまったが3つのゾーンに達したことで3位に。初の国際大会出場で銅メダルを獲得した。山崎彩葉は準決勝進出で12位、西川美愛も準決勝進出で16位だった。
これでユース世界選手権の全日程が終了。日本勢は最終日に6個目の金メダルを得て10日間の大会を締めくくった。
<日本勢結果>
▼U-16男子ボルダー
1位:濱田 琉誠(神奈川県山岳連盟)※決勝進出
3位:仲田 和樹(神奈川県山岳連盟)※決勝進出
6位:齋木 猛斗(四日市市立中部中学校)※決勝進出
▼U-16女子ボルダー
3位:村上 和香(京都府山岳連盟)※決勝進出
12位:山崎 彩葉(東京都山岳連盟)※準決勝進出
16位:西川 美愛(徳島県山岳連盟)※準決勝進出
CREDITS
文 編集部 / 写真 © Richard Aspland/IFSC