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U-16女子リードで林有沙が初出場V【クライミングユース世界選手権2024】
中国・貴陽で開催中のIFSCクライミングユース世界選手権は25日、U-16の男女リード決勝を行い、女子で日本の林有沙が初出場初優勝を果たした。
今年のユース日本選手権でU-16の頂点に立っていた林は、予選を2位、準決勝を1位で通過すると、最終競技者として臨んだ決勝は優勝条件が完登のみという中でしっかりと決め切り、4人が完登したファイナルをカウントバックで制した。その他の日本勢では中村まりんも決勝に進出して7位、徳嵩悠乃が準決勝に進出して13位だった。
U-16男子は濱田琉誠が大会2連覇に挑み、順当に進んだ決勝でトップタイの高度をマークするも、カウントバックで惜しくも2位に終わった。いずれもユース世界選手権初出場となった仲田和樹は4位、上原一剣は7位、宮川幸大は18位だった。
大会初日の22日から行われたリードは全日程が終了。U-20男子の杉本侑翼、U-18男子の藏敷慎人、そしてこの日の林と日本勢は3人が金メダルを手にした。26日からはボルダーの日程が、28日からはスピードの日程がスタートする。
<日本勢結果>
▼U-16女子リード
1位:林 有沙(石川県山岳・スポーツクライミング協会)※決勝進出
7位:中村 まりん(茨城県山岳連盟)※決勝進出
13位:徳嵩 悠乃(長野県山岳協会)※準決勝進出
▼U-16男子リード
2位:濱田 琉誠(神奈川県山岳連盟)※決勝進出
4位:仲田 和樹(神奈川県山岳連盟)※決勝進出
7位:上原 一剣(東京都山岳連盟)※決勝進出
18位:宮川 幸大(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)※準決勝進出
CREDITS
文 編集部 / 写真 © Richard Aspland/IFSC