4位の森秋彩「自分らしい登りで終わることができた」【パリ五輪】

 10日に行われたパリオリンピックのスポーツクライミング女子ボルダー&リード決勝は、スロベニアのヤンヤ・ガンブレットが制して連覇を達成。日本の森秋彩は4位で惜しくもメダルに届かなかったが、リードで完登に迫る見事な登りを見せた。森は競技後のインタビューで「何より楽しく登れた」「最後は自分らしい登りで終わることができた」と笑顔で語った。

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――パリオリンピックを戦い抜いた。
「目標にしていたリードでトップを取るということができなかったので、それが一番悔しいですし、あとは(ボルダーでの)得意のスラブ(的な動きの課題)ができなかったことで表彰台も逃してしまったので、かなり悔しい思いが強いですけど、なるべくしてなった成績なのかなと思って素直に受け入れようと思います」

――リードはトップホールドこそ取れなかったが誰よりも高く登った。
「かなり緊張する場面だったんですけど、リラックスできましたし、何より楽しく登れたし、ミスすることなく出し切ることができたので、そこはよかったです」

――準決勝の後も決勝はのびのび登りたいと話していた。のびのびと登れたか?
「そうですね、このオリンピックという大きな舞台で、ここまで自分らしくのびのび登れたというのは、これまでいろんなことを乗り越えてきた成果だと思うので、そこは自信を持っていいかなと思います」

――初めてのオリンピック、楽しめたか?
「独特の雰囲気とかに飲まれそうな時もありましたけど、最後は自分らしい登りで終わることができたので、楽しめたかなと思います」

CREDITS

編集部 / 写真 松尾/アフロスポーツ

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