ミロスラフがスピード界初の五輪金メダル【パリ五輪|女子スピード】

 7日、パリオリンピックのスポーツクライミング女子スピード決勝が行われた。今大会予選で女子世界新記録を樹立したアレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)が決勝でも勝ち進み、スピード界初の金メダルに輝いた。

金メダルを決める最終レース

 5日の予選シーディングで6秒21、さらに女子前人未到の5秒台に迫る6秒06をマークし、自身の世界記録6秒24を更新していたミロスラフは、順当に駒を進めた決勝でもミスなく登り、準々決勝の6秒35、準決勝の6秒19、そして決勝の6秒10と尻上がりにタイムを上げていった。

 銀メダルを獲得したデン・ルイウン(中国)は、ミロスラフに敗れたものの6秒18の女子アジア記録をマーク。五輪前のミロスラフの記録を上回っており、金メダリストを決めるに相応しいレース展開だった。

<決勝リザルト>

1位:アレクサンドラ・ミロスラフ(POL)
2位:デン・ルイウン(CHN)
3位:アレクサンドラ・カルッカ(POL)
4位:ラジア・サルサビラ(INA)
5位:エマ・ハント(USA)
6位:デサク・マデ・リタ・クスマ・デウィ(INA)
7位:ジョウ・ヤーフェイ(CHN)
8位:レスリー・アドリアナ・ロメロ・ペレス(ESP)

※左から順位、氏名、所属国

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