連日の世界新! 18歳ワトソンが4秒75で自らの記録を塗り替える【パリ五輪|男子スピード】

 6日、パリオリンピックのスポーツクライミング男子スピード予選が行われ、18歳のサム・ワトソン(米国)が4秒75の世界新記録を樹立した。前日の女子予選ではアレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)が6秒06の女子世界記録を計測しており、2日間連続での世界新記録誕生となった。

世界新記録をマーク、決勝トーナメント進出も決めて喜ぶワトソン

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 ワトソンは決勝トーナメント進出が懸かるレースでザック・ハマーと同国勢対決。プレッシャーを感じさせないノビノビとした登りを披露し、自身の持つ4秒79の世界記録を更新して勝利した。予選のシーディングではインドネシアの元世界記録保持者ベドリック・レオナルドが4秒79を叩き出し、ワトソンの記録に並んでいた。

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 最終レースには大ベテラン39歳のバッサ・マウェム(フランス)が登場。0秒01の差で勝利し、会場からは予選で一番の声援が上がった。ワトソン、ベドリック、マウェムら8人が日本時間8日19時35分からの決勝トーナメント行きを決めている。

大声援に応えるマウェム

<男子スピード|決勝トーナメント進出選手>

サム・ワトソン(USA)/レース1
ジュリアン・デイヴィッド(NZL)/レース1
マッテオ・ズルロニ(ITA)/レース2
ウー・ペン(CHN)/レース2
ベドリック・レオナルド(INA)/レース3
バッサ・マウェム(FRA)/レース3
アミル・マイムラトフ(KAZ)/レース4
レザー・アリプア・シェナザンディファルド(IRI)/レース4

※左から氏名、所属国、準々決勝の出場レース

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編集部 / 写真 © Drapella/Virt/IFSC

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