スピードクライミングの女子世界新記録が誕生 5秒台に迫る【パリ五輪|女子スピード】

 パリオリンピックのスポーツクライミング競技初日を迎えた5日、男子ボルダー&リードの準決勝ボルダーラウンドに続いて女子スピード予選が行われた。アレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)が自身の持つ女子世界記録を2度更新し、6秒06までタイムを縮めた。

オリンピックの舞台で女子世界新記録を樹立したミロスラフ

 2本の試技を行う予選のシーディングで、ミロスラフは1本目に6秒21を計測して自らの世界記録6秒24を塗り替えると、2本目には女子前人未到の5秒台に迫る6秒06を叩き出した。その後、シーディングのタイム順で組み合わせが決まった対人戦のエリミネーションでも6秒10で相手選手に勝利。順当に決勝トーナメントへと駒を進めた。その他にも6秒台をマークして勝ち抜いた6人と敗者復活1人がベスト8入りを決めている。

関連記事:パリ2024オリンピック|スポーツクライミング 女子スピード出場選手一覧

 8人による決勝トーナメントは日本時間7日19時35分から開始される。TVerでのライブ配信が予定されている。

<女子スピード|決勝トーナメント進出選手>

アレクサンドラ・ミロスラフ(POL)/レース1
レスリー・アドリアナ・ロメロ・ペレス(ESP)/レース1
アレクサンドラ・カルッカ(POL)/レース2
ジョウ・ヤーフェイ(CHN)/レース2
エマ・ハント(USA)/レース3
ラジア・サルサビラ(INA)/レース3
デサク・マデ・リタ・クスマ・デウィ(INA)/レース4
デン・ルイウン(CHN)/レース4

※左から氏名、所属国、準々決勝の出場レース

CREDITS

編集部 / 写真 © Drapella/Virt/IFSC

※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。

back to top