6秒24の女子世界記録を持アレクサンドラ・ミロスラフ

パリ2024オリンピック|スポーツクライミング 女子スピード出場選手一覧

 パリ2024五輪のスポーツクライミング競技は8月5日から10日まで6日間の日程で行われる。実施種目はボルダー&リードとスピード。3種目複合で実施された東京2020五輪からスピードが分かれて単種目となった。本記事では女子スピードに出場する全14選手を紹介する。

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 五輪出場権を得たのは昨年8月の世界選手権上位2人、同9~12月の各大陸予選1位(5大陸で実施)、今年5・6月の予選シリーズ上位7人(各国の出場枠は2人まで)。日本人選手は出場権を得ることができなかった。

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 最年少は19歳のマノン・レボン(フランス)とベアトリーチェ・コリー(イタリア)、最年長は30歳のアレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)。女子の世界記録は6秒24でミロスラフが昨年9月の欧州大陸予選でマークした。ミロスラフは14人の中で唯一となる2大会連続出場。東京五輪では4位だった。

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 世界ランク1位はポーランドのナタリア・カルッカだが、同国には強豪のミロスラフと、ナタリアの双子のアレクサンドラがいて、最大2枠の出場枠に入れなかった。同ランク1位が出場しないのはスポーツクライミングでは女子スピードのみとなる。出場選手14人は以下の通り。

パリ2024オリンピック
女子スピード 出場選手一覧

内定大会:世界選手権2023

デサク・マデ・リタ・クスマ・デウィ(INA) 
 23歳/世界選手権1位/世界ランク15位
エマ・ハント(USA) 
 21歳/世界選手権2位/世界ランク7位

内定大会:各大陸選手権2023

アレクサンドラ・ミロスラフ(POL) 
 30歳/大陸予選(欧州)1位/世界ランク6位
パイパー・ケリー(USA) 
 24歳/大陸予選(アメリカ)1位/世界ランク21位
デン・ルイウン(CHN) 
 24歳/大陸予選(アジア)1位/世界ランク2位
サラ・テツラフ(NZL) 
 24歳/大陸予選(オセアニア)1位/世界ランク41位
アニヤ・ホルダー(RSA) 
 23歳/大陸予選(アフリカ)1位/世界ランク68位

内定大会:オリンピック予選シリーズ2024

ジョウ・ヤーフェイ(CHN) 
 20歳/予選シリーズ1位/世界ランク10位
アレクサンドラ・カルッカ(POL) 
 22歳/予選シリーズ2位/世界ランク3位
ラジア・サルサビラ(INA) 
 25歳/予選シリーズ3位/世界ランク11位
キャプシーヌ・ビグリオーヌ(FRA) 
 21歳/予選シリーズ7位/世界ランク14位
マノン・レボン(FRA) 
 19歳/予選シリーズ10位/世界ランク24位
レスリー・アドリアナ・ロメロ・ペレス(ESP) 
 26歳/予選シリーズ12位/世界ランク9位
ベアトリーチェ・コリー(ITA) 
 19歳/予選シリーズ13位/世界ランク16位

※上段左から選手名、国籍
※下段左から年齢、内定大会順位、世界ランク(7月31日時点)
※各国最大2人まで出場可能

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