パリ2024オリンピック|スポーツクライミング 男子スピード出場選手一覧
パリ2024五輪のスポーツクライミング競技は8月5日から10日まで6日間の日程で行われる。実施種目はボルダー&リードとスピード。3種目複合で実施された東京2020五輪からスピードが分かれて単種目となった。本記事では男子スピードに出場する全14選手を紹介する。
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五輪出場権を得たのは昨年8月の世界選手権上位2人、同9~12月の各大陸予選1位(5大陸で実施)、今年5・6月の予選シリーズ上位7人(各国の出場枠は2人まで)。日本人選手は出場権を得ることができなかった。
最年少は18歳のサム・ワトソンとザック・ハマー(いずれも米国)、最年長は39歳のバッサ・マウェム(フランス)で、その差は20歳以上。ワトソンは今年に入って4秒79の世界新記録をマークした。マウェムは14人の中で唯一となる2大会連続出場。東京五輪では予選競技中に腕を負傷し、決勝を棄権した。
世界ランク1位はマッテオ・ズルロニ(イタリア)だが、ミスが起こりやすく0秒1以下の差で決着がつくこともあるスピード競技ではランキング通りにいかないことが多い。自己ベストが4秒台後半~5秒台前半の選手が多くおり、激しい金メダル争いが予想される。出場選手14人は以下の通り。
パリ2024オリンピック
男子スピード 出場選手一覧
内定大会:世界選手権2023
マッテオ・ズルロニ(ITA)
22歳/世界選手権1位/世界ランク1位
ロン・ジンバオ(CHN)
23歳/世界選手権2位/世界ランク15位
内定大会:各大陸選手権2023
バッサ・マウェム(FRA)
39歳/大陸予選(欧州)1位/世界ランク26位
サム・ワトソン(USA)
18歳/大陸予選(アメリカ)1位/世界ランク3位
ラフマド・アディ・ムリョーノ(INA)
23歳/大陸予選(アジア)1位/世界ランク16位
ジュリアン・デイヴィッド(NZL)
23歳/大陸予選(アジア)1位/世界ランク40位
ジョシュア・ブラインズ(RSA)
21歳/大陸予選(アフリカ)1位/世界ランク63位
内定大会:オリンピック予選シリーズ2024
ウー・ペン(CHN)
21歳/予選シリーズ1位/世界ランク2位
ベドリック・レオナルド(INA)
27歳/予選シリーズ2位/世界ランク10位
アミル・マイムラトフ(KAZ)
29歳/予選シリーズ3位/世界ランク11位
ザック・ハマー(USA)
18歳/予選シリーズ6位/世界ランク13位
レザー・アリプア・シェナザンディファルド(IRI)
30歳/予選シリーズ7位/世界ランク27位
ヤロスラフ・トカチ(UKR)
22歳/予選シリーズ8位/世界ランク14位
シン・ウンチョル(KOR)
25歳/予選シリーズ11位/世界ランク29位
CREDITS
文 編集部 / 写真 © Nakajima Kazushige/IFSC