前回シャモニー大会で3位に入り、自身初のW杯表彰台に上がった小武

クライミングW杯スピード、リード第4戦がブリアンソンで今日から開催

 クライミングW杯のスピード第4戦、リード第4戦がフランス・ブリアンソンで17~19日(日本時間17~20日)に行われる。

 今大会はパリ五輪前最後のW杯として開催される。五輪本番を直前に控えていることから、ほとんどの五輪代表選手は未エントリーとなった(7月16日時点)。日本代表はリードに男女16人、スピードに男女8人が出場予定。先週末にシャモニーで行われたスピード第3戦では大政涼が日本人初の4秒台となる4秒97をマークするなどして4位に入った。好調を維持することができれば、さらなるタイム更新や自己最高3位超えもありうるだろう。

 リードは同じくシャモニーでの第3戦で女子優勝を遂げた五輪代表の森秋彩が不在となるが、同3位で初の表彰台に上がった小武芽生や16歳ながら初参戦のW杯で健闘中の小田菜摘、ジャパンカップ2連覇中の小俣史温など実力者がそろう。男女とも日本勢の活躍に期待したい。
 

クライミングW杯2024 ブリアンソン大会(スピード第4戦、リード第4戦)

スケジュール

7月17日(水)
12:00 ~ /スピード女子予選、男子予選(19:00 ~)
20:00 ~ /スピード男女決勝(18日 03:00 ~)
7月18日(木)
09:00 ~ /リード男女予選(16:00 ~)
20:30 ~ /リード男女準決勝(19日 03:30 ~)
7月19日(金)
20:30 ~ /リード男子決勝、女子決勝(20日 03:30 ~)

※スケジュールは予告なく変更される場合があります
※()内は日本時間

日本代表出場予定選手

[リード男子]
本間 大晴(小原歯車工業)
小俣 史温(日本体育大学)
百合草 碧皇(早稲田大学)
吉田 智音(摂南大学)
緒方 良行(B-PUMP)
樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
村下 善乙(法政大学)
今泉 結太(茨城県山岳連盟)
田中 修太(新潟県山岳協会)
石津 元崇(周南公立大学)

[リード女子]
谷井 菜月(奈良県山岳連盟)
小武 芽生(エスエスケイフーズ)
小田 菜摘(大阪府山岳連盟)
高尾 知那(中京大学)
中村 真緒(日新火災)
美谷島 ももか(日本大学)

[スピード男子]
大政 涼(松山大学)
藤野 柊斗(東洋大学)
谷井 和季(橿原学院高等学校)
上柿 銀太(岩手県山岳・スポーツクライミング協会)

[スピード女子]
林 かりん(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
小屋松 恋(横浜隼人高等学校)
金谷 春佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)

※左から氏名、所属先、出場予定種目(出場予定選手、所属先は6月20日時点)

CREDITS

編集部 / 写真 © Jan Virt / IFSC

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