安川潤

スポーツクライミングの2024年スピード日本代表が発表 ジャパンカップVの安川ら選出、竹内は3種目で代表に

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は4日、2024シーズンのクライミングW杯スピードに臨む日本代表を発表した。

 5・6月の五輪予選シリーズ出場予定者に、2月に行われたスピードジャパンカップ(以下SJC)での上位者や派遣標準タイムをクリアした選手を加えて男子6人、女子5人が選ばれた。いずれも前年までに日本代表選出歴があり、男女日本記録保持者の大政涼と林かりん、SJC優勝の安川潤、竹内亜衣などが名を連ねた。竹内はボルダー、リードでもW杯日本代表メンバーに選出されている。なお、6月までにIFSC(国際スポーツクライミング連盟)またはJMSCAが主催・共催・公認する大会で派遣標準タイムを超えた選手は追加選考される。

 2024シーズンのスピードW杯は4月から10月までに全5戦が予定され、第1戦は4月12・13日に中国の呉江で行われる。日本は国別枠として男子4人、女子5人をスピードW杯各大会に派遣可能。JMSCAは優先順を考慮しながら各大会に選手を送り出していく。
 

2024シーズン スピードW杯日本代表

[男子]
2-1 大政 涼(松山大学)
2-2 安川 潤(早稲田大学)
4-1 藤野 柊斗(東洋大学)
4-2 田渕 幹規(上宮高等学校)
4-3 三田 歩夢(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)
4-4 上柿 銀大(岩手県山岳・スポーツクライミング協会)

[女子]
2-1 竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)
2-2 林 かりん(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
2-3 河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
2-4 林 奈津美(奈良県山岳連盟)
4-1 金谷 春佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)

※左から参加優先順、氏名、所属先(3月4日時点)
※参加優先順は以下の通り
1=パリ五輪内定選手
2=五輪予選シリーズ出場予定選手
3=IFSC枠保有選手(2023年世界ランキング10位以内)
4=国内選考大会(SJC)の1、2、3を除いた上位選手および2024年選手派遣標準タイム保持者(男子5秒70、女子8秒40)
※1と2の参加優先順の権利は該当大会終了まで

CREDITS

編集部 / 写真 © Lena Drapella/IFSC

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