安楽宙斗「明日は優勝します」【ボルダージャパンカップ2024｜準決勝後の選手コメント】
11日午前にボルダージャパンカップ男子準決勝が行われた。難関課題が続き、20人中10人が未完登に終わった中で、楢崎智亜が唯一の3完登で首位通過を果たした。5位通過の安楽宙斗は「優勝します」と力強い言葉を残した。以下、楢崎、通谷律、安楽のコメント。
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楢崎智亜（準決勝1位）
「裏で待っていて課題がかなり難しいのはわかっていたが、完登を重ねられたので自分のペースでいけたと思う。（登ってみて）特別に難しいとは感じなかった。ムーブをマッチさせる部分でうまくいかず、8回や7回とトライが重なってしまった。予選は守りに入りながら動くようなことが多く、そこに引っ張られたトライがあったので、今日はリラックスしてアグレッシブにいったが、逆にトライがかさんでしまった原因にもなった。決勝はそこを調整していきたい」
通谷律（準決勝2位）
「集中できて、体の動きも昨日より良くていい登りができた。昨日登った分、ストレッチができた感じで調子は良いとアップした時点で感じていた。宙斗と一緒にシャトルランをした。宙斗は体力がないので（笑）、軽く合わせて走った。（狙うところは？）優勝ですね。でも結構メンツが濃いので、やっぱり表彰台で（笑）」
安楽宙斗（準決勝5位）
「今回は寒さ対策ができていた。結果は課題が苦手系だったことを考えても、いつもだったらもっといけるのになぁっていう感じ。苦手なのは足と手でプッシュして進む課題とスラブの中で飛んでスッと壁に入る課題。明日は優勝します。準決勝は難しい課題が多いけど、決勝はだいぶ登らせてくると思う。準決勝は（正解ムーブに）気づくのが遅くて時間ギリギリになったり、できなかったりしたので、4分間の中でどれだけ選択肢を増やせるかが大事になってくると思う。そこを意識して頑張りたい」
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取材・文 編集部 / 写真 増田泰久
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