(左から)安楽宙斗、松藤藍夢

安楽宙斗、松藤藍夢が優勝賞金100万円を獲得 「THE 1」第2回大会で

 今回が2回目の開催となる「THE 1 – GIVE IT EVERYTHING – Supported by adidasTERREX」。16日に行われたaspirantカテゴリには、フランスやイスラエルの代表選手をはじめ、中国、韓国からも選手が参戦。日本からもジャパンツアーで圧倒的な実力を見せつけた中村真緒や、16歳にしてリードジャパンカップ初優勝を飾りW杯でも表彰台に立った小俣史温など新世代の実力者が続々と登場。初日から熾烈な戦いが繰り広げられた。

 17日にはaspirantカテゴリ上位6名と、こちらも国際色豊かな招待選手たちが登場。この日の注目は、なんといっても2023年に大ブレイクを果たした安楽宙斗。イ・ドヒョン、緒方良行、藤井快らワールドカップ常連勢がひしめく中、予選・決勝ともに唯一の3完登を果たし、見事”THE1”に輝いた。

 WOMENS CLASSでは、DAY1の勢いそのままに中村が4完登で予選を終えると、招待選手として登場した青柳未愛、関川愛音、松藤藍夢も同じく4完登でFINALに進出。世界選手権ファイナリストのゼリア・アベズー、DAY1からの進出ルシル・ソレルらフランス勢と日本人選手との戦いとなったFINALでも、松藤、中村、関川が4完登。アテンプト差で松藤が”THE1”に輝いた。

 安楽と松藤にはそれぞれ賞金100万円と、抽象表現にこだわったスタイルを追求し、世界で活躍するアーティスト「MHAK」氏オリジナルデザインのウィナーズボードが贈られた。また、多くの観客が見守る中スタートしたFINALでは昨年同様、手話通訳者の導入や一般社団法人NEIROによる「ふるえるスポーツ観戦プロジェクト」などTHE|NUMBERならではの施策や、大会初となるライブ配信が行われた。FINALの様子は、THE|NUMBER OFFICIAL YouTubeチャンネルにてアーカイブ視聴が可能。

CREDITS

写真・文 8611 Inc.

※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。

back to top