杭州アジア大会で金メダルを獲得した安楽宙斗

スポーツクライミングのパリ五輪アジア予選、日本代表に安楽、野中ら

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は12日に開いた理事会で、来夏のパリ五輪出場権がかかるアジア大陸予選に出場する日本代表選手を決定した。同日に実施したメディアブリーフィングで安井博志ヘッドコーチがメンバーを発表した。

 世界選手権やW杯などの成績を基に各種目男女3人ずつが選ばれ、ボルダー&リード種目では杭州アジア大会で男子金メダルを獲得した安楽宙斗ら、女子は野中生萌、伊藤ふたばらが入った。スピード種目では男女の日本記録保持者である大政涼、林かりんらが名を連ねた。

 アジア大陸予選は11月9~12日にインドネシア・ジャカルタで行われる予定で、各種目の男女優勝者はパリ五輪代表に内定する。日本は8月にスイス・ベルンで行われた世界選手権で楢崎智亜、森秋彩と男女1人ずつがボルダー&リード種目でのパリ行き切符を手にしている。パリ五輪の各種目出場可能人数は各国・地域最大男女2人ずつまで。
 

パリ五輪アジア大陸予選 日本代表

ボルダー&リード[男子]
安楽 宙斗(千葉県立八千代高等学校)
緒方 良行(B-PUMP)
楢崎 明智(日新火災)

ボルダー&リード[女子]
野中 生萌(無所属)
伊藤 ふたば(デンソー岩手)
久米 乃ノ華(TOKIOインカラミ)

スピード[男子]
大政 涼(松山大学)
安川 潤(早稲田大学)
谷井 和季(橿原学院高等学校)

スピード[女子]
林 かりん(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
林 奈津美(奈良県山岳連盟)※

※個人最高記録の順に代表選手を選出するスピードの女子は竹内亜衣の辞退により林奈津美を選出

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編集部 / 写真 © Dimitris Tosidis/IFSC

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