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関口準太がボルダー初V 日本勢6個目の金メダル【クライミング世界ユース選手権2023】
韓国・ソウルで開催中のIFSCクライミング世界ユース選手権は25日、U-20(ジュニア/2004年、05年生まれ)のボルダー決勝を行い、男子で関口準太が初優勝を果たした。
関口は予選の6課題をただ一人全完登し首位発進すると、準決勝は3位で通過。同2位の田宮瑛人と決勝に進んだ。決勝で前半2課題を完登した関口は第3課題でゾーン獲得にとどまり3位に後退してしまう。しかし最終課題唯一の完登者となったことで逆転に成功。ボルダー2連覇中だったハネス・ハン・デュイセン(ベルギー)らを抑え、自己最高2位だった世界ユースのボルダーでの成績を更新し、大会通算6個目のメダルを獲得した。田宮は第1課題の未完登から第2、第3課題を続けて登り切り追い上げたがメダルには及ばず4位だった。
同日に行われたU-20ボルダー女子は日本勢の竹内亜衣が決勝に駒を進めるも、惜しくも4位に終わり表彰台には届かなかった。日本は関口の優勝で今大会6個目の金メダルとなり、銀、銅を含めると合計16個のメダルを手にしている。
<日本勢結果>
▼ボルダーU-20男子
1位:関口 準太(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)※決勝進出
4位:田宮 瑛人(東京都山岳連盟)※決勝進出
9位:篠沢 諒(東京都山岳連盟)※準決勝進出
▼ボルダーU-20女子
4位:竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)※決勝進出
10位:小倉 紗奈(同志社大学)※準決勝進出
13位:葛生 真白(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)※準決勝進出
CREDITS
文 編集部 / 写真 © Dimitris Tosidis/IFSC