世界選手権が開幕 ボルダー男子予選で安楽、緒方が首位発進【クライミング世界選手権2023】

 IFSCクライミング世界選手権がスイス・ベルンで1日に開幕。初日はボルダー男子予選が行われ、安楽宙斗、緒方良行がグループA、Bそれぞれの首位に立つなど日本勢5人が準決勝に進出した。

 グループAは安楽が唯一の5完登。2位に2完登差をつけて単独首位となった。同じグループでは前回王者の藤井快が3完登で2位タイ、国内ボルダー王者の楢崎明智が同じく3完登で4位に。グループBでは緒方が全5課題を攻略。完登に要したアテンプト数の差で首位に立った。同グループ3位には4完登の楢崎智亜が入った。

 日本勢の他に、世界ランキングトップ5に名を連ねるメジディ・シャールック(フランス)、トビー・ロバーツ(イギリス)、イ・ドヒョン(韓国)も予選を突破。さらにヤコブ・シューベルト(オーストリア)、アレクサンダー・メゴス(ドイツ)、アダム・オンドラの“リード界のビッグ3”も準決勝進出条件の20位以内に入った。

▼日本人選手結果(総合順位)
1位:安楽宙斗
1位:緒方良行
3位:藤井快
6位:楢崎智亜
7位:楢崎明智
―――――
49位:百合草碧皇

大会スケジュールや出場日本人選手はこちらから

CREDITS

編集部 / 写真 © Lena Drapella/IFSC

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