グロスマンが1位 野中が日本勢最高2位【世界ランキング|ボルダー女子編】
8月1日にスイス・ベルンで開幕するIFSCクライミング世界選手権。ボルダー男子に続き、本記事ではボルダー女子の世界選手権競技前時点での世界ランキング上位20人を紹介する。
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1位は今年のW杯で2勝を挙げているナタリア・グロスマン(米国)。2021年から頭角を現し、その年のW杯年間と世界選手権で頂点に。22、23年もW杯年間女王に輝いた。2位は今年のW杯第2戦ソウル大会で5年ぶりのW杯優勝を果たした野中生萌。以降はブルック・ラバトゥ(米国)、オリアン・ベルトーネ(フランス)、ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)と続き、男子同様に今年のW杯各6大会を制した5人がトップ5に入っている。ガンブレットは負傷や世界選手権に向けた調整で直近の出場大会が少ないため5位にとどまった。世界選手権にはランキング上位20人の中から16人が出場予定。日本勢はボルダー女子にエントリーしている5人のうち3人が20位以内にランクインしている。
世界ランキングは過去12カ月間に行われたW杯、世界選手権などの国際大会の結果に応じたポイントの合計で順位が決まる。毎年1月1日時点の各種目上位10人には、その年に行われるW杯への優先出場権が与えられる。
<世界ランキング|ボルダー女子>
1位:ナタリア・グロスマン(USA)/3527.5 ★
2位:野中 生萌(JPN)/3005 ★
3位:ブルック・ラバトゥ(USA)/2990 ★
4位:オリアーヌ・ベルトン(FRA)/2841.5 ★
5位:ヤンヤ・ガンブレット(SLO)/2105 ★
6位:アヤラ・ケレム(ISR)/2102 ★
7位:ハンナ・ミュール(GER)/1940 ★
8位:スターシャ・ゲヨ(SRB)/1912 ★
9位:オセアニア・マッケンジー(AUS)/1905.5 ★
10位:ソ・チェヒョン(KOR)/1892.5 ★
11位:伊藤 ふたば(JPN)/1864.16
12位:ラク・チリョ(CHN)/1812 ★
13位:アナスタシア・サンダース(USA)/1765 ★
14位:松藤 藍夢(JPN)/1614 ★
15位:ファニー・ジベール(FRA)/1493.83
16位:セルマ・エルハジ・ミモーネ(FRA)/1479
17位:ジェシカ・ピルツ(AUT)/1399 ★
18位:関川 愛音(JPN)/1227
19位:カミラ・モローニ(ITA)/1202.66 ★
20位:森 秋彩(JPN)/1105 ★
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26位:中川 瑠(JPN)/815 ★
48位:久米 乃ノ華(JPN)/250 ★
CREDITS
文 編集部 / 写真 © LenaDrapella / IFSC