ボルダー男子世界ランキング1位の安楽宙斗

安楽宙斗、楢崎智亜が1、2位【世界ランキング|ボルダー男子編】

 8月1日にスイス・ベルンで開幕するIFSCクライミング世界選手権。2024年パリ五輪選考を兼ねる12日間の戦いは、初日に行われるボルダー男子予選からスタートする。世界選手権の競技前時点でのボルダー男子世界ランキング上位20人を紹介する。

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 1、2位はボルダー強豪国の日本からランクイン。今年W杯デビューながら年間王者となった16歳の安楽宙斗が3402ポイントで1位。80ポイント差で楢崎智亜を上回った。3位には韓国のイ・ドヒョンが入り、トップ3をアジア勢が占める格好に。また今年のボルダーW杯各6大会で優勝した安楽、楢崎、メジディ・シャールック(フランス)、イ、トビー・ロバーツ(イギリス)の5人すべてがトップ5に入っている。世界選手権にはランキング上位20人の中から18人が出場予定で、ハイレベルな戦いが予想される。ボルダー男子にエントリーしている日本勢は6人。そのうち5人が20位以内だ。

 世界ランキングは過去12カ月間に行われたW杯、世界選手権などの国際大会の結果に応じたポイントの合計で順位が決まる。毎年1月1日時点の各種目上位10人には、その年に行われるW杯への優先出場権が与えられる。

<世界ランキング|ボルダー男子>

1位:安楽 宙斗(JPN)/3402 ★
2位:楢崎 智亜(JPN)/3325 ★
3位:イ・ドヒョン(KOR)/3153 ★
4位:メジディ・シャールック(FRA)/2855 ★
5位:トビー・ロバーツ(GBR)/2799.5 ★
6位:緒方 良行(JPN)/2555 ★
7位:チョン・ジョンウォン(KOR)/2495 ★
8位:ハネス・ハン・デュイセン(BEL)/2140 ★
9位:楢崎 明智(JPN)/1945 ★
10位:ヤニック・フローエ(GER)/1801.5 ★
11位:コリン・ダフィー(USA)/1667.5 ★
12位:通谷 律(JPN)/1557.5
13位:サム・アベズー(FRA)/1499 ★
14位:藤井 快(JPN)/1346 ★
15位:ヤン・ルカ・ポッシュ(AUT)/1163.5 ★
16位:アダム・オンドラ(CZE)/1161.5 ★
17位:ニコライ・ウズニック(AUT)/1128.5 ★
18位:シモン・ロレンツィ(BEL)/1127 ★
19位:ミカエル・マウェム(FRA)/1118.5 ★
20位:佐野 大輝(JPN)/1049
――――――
62位:百合草 碧皇(JPN)/120 ★

※左から順位、氏名、所属国、ポイント
※★は世界選手権に出場予定
※世界選手権に出場する日本人選手は21位以下も掲載

CREDITS

編集部 / 写真 © LenaDrapella / IFSC

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