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日本が9年連続でボルダー国別1位【ボルダーW杯2023 国別ランキング】
クライミングW杯2023シーズンのボルダー国別ランキングで日本が1位に輝いた。日本がトップで終えたのはコロナ禍で中止となった2020年を除きこれで9年連続。
4月に日本の八王子で開幕したボルダーシリーズは、各国をめぐり今月14~16日(現地時間)のインスブルック大会で幕を閉じた。各大会の順位に応じて与えられる男女各選手のポイントをもとに決める国別ランキングで、19130ポイントの日本は13908ポイントで2位のフランスを大きく引き離した。内訳は男子が10925ポイント、女子が8205ポイント。
全6戦のうち、日本勢は野中生萌、楢崎智亜、安楽宙斗が1度ずつ優勝。この3人は銀あるいは銅メダルも獲得した。このほか楢崎明智が2位、松藤藍夢、緒方良行が3位で1度ずつ表彰台に上がった。今シーズンは特に男子で安楽や通谷律、佐野大輝といったW杯初参戦の新戦力が台頭。ファイナリスト6人のうち半数以上を日本男子が占めた大会が2度あり、今年も層の厚さを示した。
<W杯国別年間ランキング>
1位:日本/19130
2位:フランス/13908
3位:米国/12598.5
4位:韓国/8028
5位:ドイツ/5895
6位:スロベニア/5859
7位:オーストリア/5311
8位:英国/5236.5
9位:ベルギー/4323
10位:イスラエル/4151.33
CREDITS
文 編集部 / 写真 窪田亮