男子ユースCから参加した林晃佑(左から2人目)、下山士和とTEAM auの野口啓代、藤井快

TEAM auが“次代のヒーローたち”へアドバイス【TEAM au PROJECT – NEXT HERO INTERVIEW -】

 11月26、27日に茨城県鉾田市で開催されたスポーツクライミングの第2回ユースフューチャーカップ鉾田(以下YFC)。大会初日の各カテゴリーボルダリング競技終了後、TEAM auに所属する野口啓代、藤井快、伊藤ふたばの3人が事前応募で当選した出場選手に直接指導する「TEAM au PROJECT – NEXT HERO INTERVIEW -」が行われた。

 YFCは2009、10年生まれのユースD、2011、12年生まれのユースCを対象とした大会で、競技者としての倫理・健康面の認識・知識の向上を図ることを目的にJMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)が昨年新設した。本企画を主催したのは、同協会のオフィシャルスポンサーを務め、「TEAM au」を結成するなどスポーツクライミングの発展を日頃からサポートするKDDI株式会社。次代を担うクライマーが多く出場するYFCで、彼らの成長を後押しするべくこの貴重な機会が実現した。

大会会場となった茨城県の「鉾田市生涯学習館 スポーツクライミングセンター」

 午前の女子ユースD・ユースCを担当したのは日本代表の伊藤。会場内で選手の登りを見守ると、別室に移動してユース選手たちと対面した。伊藤は競技を終えたばかりのユース選手たちに良かった点や改善できるポイントなどをアドバイス。参加者は緊張の面持ちながらも世界で戦うトップクライマーからの言葉を熱心に聞き入り、時にはメモに書き込む場面も見られた。

憧れの伊藤ふたばと対面

伊藤はグータッチで出迎えた

アドバイスをメモに書き込むシーンも

競技中に撮影した動画をもとにアドバイス

女子ユースDから参加した近藤にこる(左)、谷田部璃香

女子ユースCから参加した石丸心遥(左)、赤城明花

 午後の男子ユースD・ユースCは東京五輪銅メダリストの野口啓代、世界選手権2021王者の藤井快が担当。指導はユースDは別室で、そしてユースCは使用された課題が残る競技壁前で行った。

競技を見守る藤井と野口

男子ユースDから参加した中村奏太(左)、三島陸斗

 ユースC競技終了後、会場ステージに登場した野口と藤井は、実際の壁を用いて直接指導。するとアドバイスを受けたユース選手の動きにすぐさま改善が見られ、会場からは拍手が送られた。

 最後には野口、藤井がデモンストレーションとして競技課題を登り、その様子がマルチアングル映像として会場内のディスプレイに映し出される演出も。

 TEAM auとの対面を終えたユース選手たちに感想を聞くと、目を輝かせながら「とても優しく教えてくれた」「このような機会をいただけてすごくうれしい」「また練習を頑張りたい」と“夢の時間”を振り返った。

 今回の模様は映像としてまとめられ、後日、auのYouTube公式チャンネル(@auofficial)で公開される。野口のデモンストレーションを収めたマルチアングル映像もあわせて配信予定だ。

「au × CLIMBING」公式サイト
au YouTube公式チャンネル(@auofficial)

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田亮

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