クライミングアジア選手権が明日から開幕 16日まで3種目と複合で争う
スポーツクライミングのアジア選手権が韓国・ソウルで10日に開幕する。アジア王者の座を懸けて、7日間に渡る戦いが行われる。
実施種目はスピード、ボルダリング、リードの3種目と、2024年パリ五輪の実施フォーマットの1つであるコンバインド。ボルダリング、リードの2種目複合がアジアレベルでの大会としては初めて行われる。
日本からは男子12人、女子9人がエントリー。ボルダリング、リードのいずれも日本勢が5連覇している男子は、今年のボルダリングW杯年間ランキングで上位を独占した緒方良行、楢崎智亜、藤井快が揃って出場予定。藤井はリードでの大会4連覇が懸かる。今年のリードW杯で優勝を経験した本間大晴、百合草碧皇も名を連ねている。
コロナ禍の影響により2019年以来の開催となるアジア選手権。日本男女のメダルラッシュに期待したい。
クライミングアジア選手権2022 ソウル大会
スケジュール
10月10日(月)
10:00 ~ /リード男子予選、ボルダリング女子予選
10月11日(火)
10:00 ~ /リード女子予選、ボルダリング男子予選
10月12日(水)
09:00 ~ /リード男子準決勝、ボルダリング女子準決勝
14:00 ~ /リード男子決勝
15:00 ~ /ボルダリング女子決勝
10月13日(木)
09:00 ~ /リード女子準決勝、ボルダリング男子準決勝
14:00 ~ /リード女子決勝
15:00 ~ /ボルダリング男子決勝
10月14日(金)
12:00 ~ /スピード男女予選
15:00 ~ /スピード男女決勝
10月15日(土)
10:00 ~ /コンバインド男女準決勝 *ボルダリング
15:30 ~ /コンバインド男女準決勝 *リード
10月16日(日)
10:00 ~ /コンバインド女子決勝 *ボルダリング
12:00 ~ /コンバインド女子決勝 *リード
14:30 ~ /コンバインド男子決勝 *ボルダリング
16:30 ~ /コンバインド男子決勝 *リード
※スケジュールは予告なく変更される場合があります
日本代表 出場予定選手
[男子]
緒方 良行(B-PUMP)/B・L・C
楢崎 智亜(TEAM au)/B・L・C
藤井 快(TEAM au)/B・L・C
本間 大晴(明治安田生命)/B・L・C
吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)/B・L・C
小西 桂(神奈川県山岳連盟)/B
百合草 碧皇(早稲田大学)/L
池田 雄大(無所属)/S
大政 涼(松山大学)/S
竹田 創(日本体育大学)/S
谷井 和季(橿原学院高等学校)/S
安川 潤(早稲田大学)/S
[女子]
青柳 未愛(日本大学)/B・L・C
伊藤 ふたば(TEAM au)/B・L・C
倉 菜々子(愛知県山岳連盟)/B・L・C
小池 はな(川口市立高等学校)/B・L・C
谷井 菜月(明治安田生命)/B・L・C
河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/S
竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)/S
林 かりん(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/S
林 奈津美(奈良県山岳連盟)/S
※左から氏名、所属先、出場種目(B=ボルダリング、L=リード、S=スピード、C=コンバインド)
※出場予定選手は9月20日付JMSCA発表による
CREDITS
文 編集部 / 写真 © Lena Drapella/IFSC