リード第2戦で優勝した本間大晴

今日からフランス・シャモニーでクライミングW杯スピード第5戦、リード第3戦が開催

 クライミングW杯シャモニー大会(スピード第5戦、リード第3戦)が現地時間8日から10日にかけて行われる。

 スピードは先週の第4戦で日本と世界の両方で新記録が誕生した。日本新記録は大政涼の5.61秒、世界新記録はキロマル・カティビン(インドネシア)の5.04秒。両者は今大会にもエントリーしており、さらなる記録更新が期待される。特にキロマル・カティビンは前人未到の4秒台をマークできるか注目だ。

 リードは男女とも複数の日本人選手が好調を見せ、第2戦では男子4人、女子2人が決勝に進出。本間大晴がW杯初優勝を果たした。第1戦では百合草碧皇が2位に入っていて、男子でメダル獲得が続いている。伝統あるシャモニーでの大会で再び日本勢の表彰台入りはなるか。
 

クライミングW杯2022 シャモニー大会(スピード第5戦、リード第3戦)

スケジュール

7月08日(金)
19:00 ~ /スピード男女予選(26:00 ~)
7月09日(土)
10:00 ~ 17:00/リード男女予選(17:00 ~ 24:00)
21:00 ~ /スピード男女決勝(28:00 ~)
7月10日(日)
10:00 ~ 12:30/リード男女準決勝(17:00 ~ 19:30)
20:30 ~ /リード女子決勝、男子決勝(27:30 ~)

※スケジュールは予告なく変更される場合があります
※()内は日本時間
IFSC(国際スポーツクライミング連盟)公式YouTubeチャンネルで準決勝・決勝のライブ配信を予定

日本代表 出場予定選手

[男子]
池田 雄大(無所属)/S
大政 涼(松山大学)/S
藤野 柊斗(千葉商科大学付属高等学校)/S
三田 歩夢(船橋市立船橋高等学校)/S
安川 潤(早稲田大学)/S
緒方 良行(B-PUMP)/L
樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/L
藤井 快(TEAM au)/L
本間 大晴(明治安田生命)/L
百合草 碧皇(早稲田大学)/L
吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)/L

[女子]
河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/S
竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)/S
林 かりん(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/S
林 奈津美(奈良県山岳連盟)/S
阿部 桃子(相模女子大学)/L
伊藤 ふたば(TEAM au)/L
大田 理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)/L
柿崎 未羽(早稲田大学)/L
小武 芽生(エスエスケイフーズ)/L
谷井 菜月(明治安田生命)/L
中川 瑠(日本大学)/L

※左から氏名、所属先(6月16日時点)、出場種目(S=スピード、L=リード)

CREDITS

編集部 / 写真 © Dimitris Tosidis/IFSC

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