首位で決勝に進出した藤井快

藤井快が最高高度を記録 決勝進出8人出揃う【リードジャパンカップ2022】

 第35回リードジャパンカップ(千葉・松山下公園総合体育館)の準決勝が13日午前から行われ、男子は藤井快が最高高度をマークして首位で決勝に進出した。

 男子準決勝は17手目を取れるか取れないかが決勝進出ラインとなった。多くの選手が足を切り左右に薄いホールドを持つダイナミックなムーブを決められず、26人のうち半数以上が「16+」で並んだ。

 ここを切り抜ければ決勝進出となり、最大傾斜160度の終盤30+まで高度を伸ばした藤井がトップに立った。藤井から緒方良行、百合草碧皇、是永敬一郎、天笠颯太、本間大晴、西田秀聖、吉田智音と続き、この8人が16時15分からの決勝に駒を進めている。

<準決勝リザルト>

1位:藤井 快(TEAM au)/30+
2位:緒方 良行(B-PUMP)/29
3位:百合草 碧皇(早稲田大学)/28
4位:是永 敬一郎(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)/24
5位:天笠 颯太(日本大学)/22+
6位:本間 大晴(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/20+
7位:西田 秀聖(天理大学)/20+
8位:吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)/16+
――――――
9位:安楽 宙斗(八千代市立大和田中学校)/16+
10位:高田 知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/16+
11位:土肥 圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)/16+
12位:鈴木 音生(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)/16+
13位:抜井 亮瑛(奈良県山岳連盟)/16+
14位:山口 賢人(大阪府山岳連盟)/16+
15位:上村 悠樹(東京都立上野高等学校)/16+
16位:楢﨑 明智(TEAM au)/16+
17位:田中 修太(神奈川大学)/16+
18位:川畑 イサム(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)/16+
19位:村下 善乙(千葉県立柏南高等学校)/16+
20位:清水 裕登(愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)/16+
21位:北江 優弥(東京都山岳連盟)/16+
22位:中上 太斗(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/16+
23位:三根生 仁慈(大阪府立四條畷高等学校)/16+
24位:通谷 律(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/16+
25位:川又 玲瑛(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)/16+
26位:井上 祐二(無所属)/15+

※左から氏名、所属先、成績(高度)
※同高度の場合は予選順位の高い選手が上位
※8位までが決勝に進出

「第35回リードジャパンカップ」大会特設サイト
大会公式掲示板(競技順・成績速報などはこちらから)

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田亮

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