土肥圭太が唯一の全完登で首位通過。V5狙う藤井らと決勝に進出【ボルダリングジャパンカップ2022】

　第17回ボルダリングジャパンカップ（三重・四日市ドーム）の男子準決勝が6日午前に行われ、ただ一人全4課題を完登した土肥圭太が首位で決勝に進出した。

　男子準決勝は課題が進むごとに完登者が少なくなる展開が続いた。その中で12番手の川又玲瑛が強傾斜の第3課題で初完登するなどして3完登にたどり着く。その後、得意の緩傾斜課題を一撃していた土肥が第2課題もフラッシュ。さらに第3課題も制圧して雄叫びを上げると、様々なムーブを組み立てる第4課題でもTOPホールドを手中に納めた。

　4完登の土肥が1位、3完登の川又が2位となり、2完登の山口賢人、藤井快、井上祐二、楢崎智亜が決勝行きを決めた。19歳の山口は自身初の決勝を戦う。

＜準決勝リザルト＞

1位：土肥圭太（鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟）／4t4z 8 7
2位：川又玲瑛（栃木県山岳・スポーツクライミング連盟）／3t4z 14 10
3位：山口賢人（大阪府山岳連盟）／2t4z 3 7
4位：藤井快（TEAM au）／2t4z 3 8
5位：井上祐二（無所属）／2t4z 4 11
6位：楢崎智亜（TEAM au）／2t4z 5 6
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7位：吉田智音（奈良県立青翔高等学校）／2t4z 5 13
8位：石松大晟（Base Camp）／2t4z 6 9
9位：楢崎明智（TEAM au）／1t4z 2 6
10位：小福田透（岡山県山岳・スポーツクライミング連盟）／1t4z 3 9
11位：渡部桂太（住友電装）／1t3z 1 3
12位：通谷律（佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟）／1t3z 1 7
13位：北江優弥（東京都山岳連盟）／1t3z 4 4
14位：関口準太（栃木県山岳・スポーツクライミング連盟）／0t3z 0 5
15位：亀山凌平（岐阜県山岳連盟）／0t3z 0 5
16位：塚田遼河（栃木県山岳・スポーツクライミング連盟）／0t3z 0 8
17位：緒方良行（B-PUMP）／0t3z 0 9
18位：大政涼（松山大学）／0t3z 0 9
19位：星優輝（群馬県山岳連盟）／0t3z 0 12
20位：本間大晴（埼玉県山岳・スポーツクライミング協会）／0t1z 0 2