W杯年間&世界選手権制覇のグロスマンが1位【ボルダリング女子|世界ランキング】
9月16日~21日の世界選手権を終え、IFSC(国際スポーツクライミング連盟)は公式サイト上で公開している各種目の世界ランキングを更新した。
ボルダリングの女子では、W杯年間1位で世界選手権も制覇したナタリア・グロスマン(米国)が2位に2000ポイント以上の差をつけてトップに立ち、同じ米国勢のブルック・ラバトゥが2位で続いた。日本勢トップは7位の野中生萌。
現行の世界ランキングは、世界選手権とW杯で一定の順位に入った選手にその大会と順位に応じたポイントを付与し、直近に行われた各大会のポイント合計値によってランキング化したもの。毎年1月1日時点の各種目上位10人には、その年のW杯に国別枠とは違うIFSC枠としての優先出場権が与えられる。
ボルダリング女子の上位20人、並びにランキングに名を連ねている日本勢は以下の通り。
<世界ランキング|ボルダリング女子>
1位:ナタリア・グロスマン(米国)5495
2位:ブルック・ラバトゥ(米国)3265
3位:スターシャ・ゲヨ(セルビア)3220
4位:ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)2805
5位:オリアーヌ・ベルトン(フランス)2467
6位:カミラ・モローニ(イタリア)2197.5
7位:野中生萌(日本/XFLAG)2055
8位:伊藤ふたば(日本/TEAM au)2005
9位:アンドレア・キューミン(スイス)1749
10位:カーチャ・デベベッチ(スロベニア)1716
11位:ファニー・ジベール(フランス)1697
12位:クロエ・コリエー(ベルギー)1523.5
13位:エレーナ・クラソフスカヤ(ロシア)1493
14位:中村真緒(日本/青山学院大学)1480
15位:ヨハンナ・ファーバー(オーストリア)1359.5
16位:ヴィータ・ルーカン(スロベニア)1350
17位:野口啓代(日本/TEAM au)1340
18位:フランツィスカ・シュテーラー(オーストリア)1207.5
19位:カイリー・カレン(米国)1184.5
20位:ルチカ・ラコヴェッチ(スロベニア)1050
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34位:谷井菜月(日本/橿原学院高等学校)440
39位:中川瑠(日本/金蘭会高等学校)324
48位:倉菜々子(日本/愛知県山岳連盟)155
55位:石井未来(日本/愛知県山岳連盟)78.5
83位:小池はな(日本/川口市立高等学校)21
CREDITS
文 編集部 / 写真 Nikita Tsarev