日本勢がトップ3を占める。藤井1位、緒方2位、楢崎3位【ボルダリング男子|世界ランキング】
9月16日~21日の世界選手権を終え、IFSC(国際スポーツクライミング連盟)は公式サイト上で公開している各種目の世界ランキングを更新した。
ボルダリングの男子では、世界選手権の優勝で2000ポイントを上積みした藤井快が1位に君臨。2位には緒方良行、3位には楢崎智亜が入り、トップ3を日本勢が占めた。上位20人には高田知尭、天笠颯太も名を連ねている。この他、W杯に比べてポイント数の高い世界選手権で上位に入った選手が世界ランキングでも軒並み上位につけている。
現行の世界ランキングは、世界選手権とW杯で一定の順位に入った選手にその大会と順位に応じたポイントを付与し、直近に行われた各大会のポイント合計値によってランキング化したもの。毎年1月1日時点の各種目上位10人には、その年のW杯に国別枠とは違うIFSC枠としての優先出場権が与えられる。
ボルダリング男子の上位20人、並びにランキングに名を連ねている日本勢は以下の通り。
<世界ランキング|ボルダリング男子>
1位:藤井快(日本/TEAM au)4715
2位:緒方良行(日本/ホリプロ)3465
3位:楢崎智亜(日本/TEAM au)3105
4位:アレクセイ・ルブツォフ(ロシア)2445
5位:マニュエル・コルニュ(フランス)2207
6位:メジディ・シャールック(フランス)2200
7位:アンゼ・ペハルク(スロベニア)2097.5
8位:アダム・オンドラ(チェコ)2000
9位:高田知尭(日本/鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)1777
10位:ショーン・ベイリー(米国)1703.7
11位:天笠颯太(日本/日本大学)1550
12位:ナサニエル・コールマン(米国)1535
13位:グレゴール・ヴェゾニック(スロベニア)1532.5
14位:ニコライ・ウズニック(オーストリア)1444
15位:シモン・ロレンツィ(ベルギー)1415
16位:アレクサンダー・メゴス(ドイツ)1355
17位:ミカエル・マウェム(フランス)1283.5
18位:ヤニック・フローエ(ドイツ)1227.5
19位:ヤコブ・シューベルト(オーストリア)1198.5
20位:ニムロッド・マーカス(イスラエル)1188
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23位:杉本怜(日本/オリエンタルバイオ)877.5
43位:原田海(日本/日新火災)310
54位:今泉結太(日本/茨城県山岳連盟)140.5
58位:渡部桂太(日本/住友電装)115
60位:百合草碧皇(日本/早稲田大学)89.5
CREDITS
文 編集部 / 写真 Nikita Tsarev