5月のW杯ソルトレイクシティ大会で日本男子初の決勝進出を果たしていた安川潤

W杯6位の安川潤、河上史佳が1位【スピードジャパンオープン盛岡大会決勝】

 スピードジャパンオープン盛岡大会の男女決勝が18日夕方、岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場で行われ、男子は安川潤、女子は河上史佳が1位に輝いた。

 午前に開催された予選では、東京五輪代表の野中生萌が日本女子初の7秒台を計測。1日間にスピード、ボルダリング、リードの順番で競技を行うオリンピック本番のシミュレーションとして出場した野中、野口啓代、楢崎智亜の3人は午後の決勝をスキップした。

 男子決勝は8人によるトーナメント初戦を経て池田雄大、安川潤、大政涼、竹田創の実力者たちがベスト4に進出。勝ったのは先月のスピードW杯ソルトレイクシティ大会で日本男子初の決勝進出、6位入賞した安川で、池田との0.04秒差、大政との0.07秒差の戦いを制した。

 女子では今年のスピードユース日本選手権でユースB優勝の河上史佳が、自身の持つ同カテゴリー日本記録9.44秒に迫る9.46秒をビッグファイナルで記録。頂点に立った。

9.46秒で1位の15歳・河上史佳

<決勝リザルト>

【男子】
1位:安川 潤(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)/6.46秒
2位:大政 涼(松山大学)/6.53秒
3位:池田 雄大(無所属)/6.54秒
4位:竹田 創(日本体育大学)/FALL

【女子】
1位:河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/9.46秒
2位:林 奈津美(奈良県山岳連盟)/12.49秒
3位:滝口 萌(福島県山岳連盟)/11.55秒
4位:大嶋 あやの(無所属)/FALL

※左から氏名、所属先、成績
※成績は、1・2位はビッグファイナル(1位決定戦)、3位はスモールファイナル(3位決定戦)の記録

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編集部 / 写真 窪田亮

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