パラクライミング日本選手権が3月13日・14日に広島で開催
「2020年度パラクライミング日本選手権大会(2020年度パラクライミングジャパンシリーズ第2戦)」が、3月13日(土)・14日(日)に広島県福山市の「エフピコアリーナふくやま」で行われる。
パラクライミング日本代表の選手選考を兼ねたこの大会には、全国からトップクラスのパラクライマーたちが集う。実施クラスには「視覚障害」「切断(上肢・下肢)」「神経障害」があり、さらにパラリンピックの基準に準じ、障害の程度に応じてカテゴリーが細分化されている。
競技はトップロープで行われ、その到達高度で順位を決める。視覚障害の選手は、パートナーであるナビゲーターの声を参考にして、手がかり足がかりを探しながら登っていく。
日本は強豪国の一角であり、2019年のパラクライミング世界選手権では金メダル3つを含む7個のメダルを獲得。中でも視覚障がい男子B1クラスの小林幸一郎は、51歳にして同選手権4連覇の偉業を達成した。
大会は新型コロナウイルス感染予防対策のため無観客開催となるが、主催するJPCA(日本パラクライミング協会)のYouTube公式チャンネルでライブ配信される予定。小林をはじめとした、世界レベルの実力を持つパラクライマーたちの登りに注目だ。
2020年度パラクライミング日本選手権大会(2020年度パラクライミングジャパンシリーズ第2戦)
会場
エフピコアリーナふくやま(広島県福山市)
※無観客開催
スケジュール
3月13日(土)
11:30 ~ 開会式
12:00 ~ 予選(2ルート)
3月14日(日)
09:30 ~ 選手紹介・オブザベーション
10:00 ~ 決勝(1ルート)
12:00 ~ 表彰式・閉会式
※進行具合によってスケジュールは変更される場合があります。予めご了承ください。
放映予定
JPCA YouTube 公式チャンネル ※ライブ
3月13日(土)12時~ 予選
3月14日(日)10時~ 決勝
CREDITS
文 編集部 / 写真提供 JPCA