首位で決勝に進出した天笠颯太

天笠颯太、石松大晟が躍動 ボルダリングジャパンカップ2021【男子準決勝】

 第16回ボルダリングジャパンカップの準決勝が31日午前、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(東京都世田谷区)で行われ、女子と並行して行われた男子では天笠颯太、石松大晟が全完登をマーク。1、2位で決勝行きを決めた。

 男子準決勝は、3番手の石松がダイナミックなムーブを次々と決め、キレのある動きでただ一人完登を刻んでいくと、最終課題も完登。全4完登に一番乗りした。

2019年大会覇者の石松大晟が2位で決勝行きの切符を掴んだ。

 20歳の天笠も躍動感溢れる登り。第3課題の一撃を含めて全課題を完登し、完登数に対するアテンプト数で石松を僅差で上回って単独首位で自身初の決勝に進出した。

 天笠の他に石松、楢崎智亜、緒方良行、原田海、藤井快が駒を進めた男子決勝は、本日女子決勝の終了15分後からスタートする。

<準決勝リザルト>

1位:天笠 颯太(日本大学)/4t4z 11 9
2位:石松 大晟(Base Camp)/4t4z 12 9
3位:楢崎 智亜(TEAM au)/3t4z 5 5
4位:緒方 良行(-)/3t4z 5 9
5位:原田 海(日新火災)/3t4z 7 4
6位:藤井 快(TEAM au)/2t4z 2 6
――――――
7位:杉本 怜(マイナビ)/2t4z 4 7
8位:高田 知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/2t4z 10 17
9位:渡部 桂太(住友電装)/2t3z 5 6
10位:今泉 結太(茨城県山岳連盟)/2t3z 5 6
11位:百合草 碧皇(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/1t4z 1 15
12位:楢崎 明智(TEAM au)/1t4z 3 11
13位:川又 玲瑛(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)/1t4z 6 9
14位:清水 裕登(愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)/1t4z 7 14
15位:小福田 透(岡山県山岳・スポーツクライミング連盟)/1t1z 6 6
16位:本間 大晴(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/0t4z 0 10
17位:井上 祐二(福井県山岳連盟)/0t3z 0 4
18位:土肥 圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)/0t3z 0 12
19位:古堅 雄士(-)/0t2z 0 4
20位:小西 桂(慶応義塾大学)/0t1z 0 3

※左から氏名、所属先、成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数
※上位6名が決勝に進出

「第16回ボルダリングジャパンカップ」大会特設サイト
大会公式掲示板(競技順・成績速報などはこちらから)

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田亮

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