スポーツクライミング日本代表が新型コロナウイルス感染症対策⽀援プロジェクトを立ち上げ

 スポーツクライミング日本代表が30日、新型コロナウイルス感染症対策を支援するプロジェクト「Climb for Tomorrow 2020」を立ち上げ、クラウドファンディングでの支援金募集活動を開始した。

 選手によって構成される日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)アスリート委員会で委員長を務める杉本怜は、JMSCAの公式サイトでコメントを発表。「新型コロナウイルス感染症の影響により私たちの生活は一変してしまいましたが、この生活にも慣れ始めこのウイルスの脅威に対する意識も薄らいできているのではないでしょうか」と現状に対して警鐘を鳴らし、「今でも苦しい生活を強いられている方は沢山おり、継続した支援というものが必要なのです。私たちアスリートはスポーツを通して人々に感動を、日々の生活に活力を与えていきたいと思いますが、もっと具体的な形で社会に貢献できることがないかと思いました」として、継続支援の必要性を訴えた。

 リターンには御礼メッセージから日本代表直筆サイン入りユニフォームまで4種類を用意。集めた支援金はリターン制作費・送料・手数料などを差し引き、全額をWHOの新型コロナウイルスへの対応を支援する民間基金「新型コロナウイルス感染症連帯対応基金」に寄付する予定だ。

 支援はクラウドファンディングサイトの「Makuake(マクアケ)」にて、12月29日まで受け付けている。

リターンの1つとして用意された、明日から開催される「TOP OF THE TOP 2020」の⽇本代表オリジナルTシャツ

支援は下記のリンクから
Climb for Tomorrow 2020 新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト

CREDITS

編集部

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