日本で実施された予選競技の様子[©︎ IFSC]

スピードクライミングのオンライン大会「IFSCコネクテッド・スピード・ノックアウト」が開催

 国際スポーツクライミング連盟(IFSC)は日本時間3日、オンラインによるスピードクライミングの国際大会「IFSC コネクテッド・スピード・ノックアウト presented by Japan Airlines」を公式YouTubeチャンネルなどで配信し、コロナ禍における新たな形式の大会を披露した。

 大会は日本を含む9か国の選手がビッグファイナル進出まで想定した競技を事前に行い、その映像をIFSCが編集、ビデオ上で対戦させ、優勝者を決めた。

 予選はフランス、ロシア、インドネシアなど世界各地での競技映像を順番に繋いでいき、最後に日本の会場である「葛飾区東金町運動場 スポーツクライミングセンター」が映し出された。

 日本からは二宮凛、鈴木可菜美、竹田創、今泉結太、抜井亮瑛とユース世代5人が出場。ユースA日本記録(6.441秒)を持つ竹田に決勝進出が期待されたが、スリップが影響して残念ながら予選落ちとなった。日本勢最高は女子が二宮の22位、男子が抜井の24位で、いずれも上位16名による決勝には進めなかった。

 決勝は画面左右に競技映像を並べて対戦していく仮想トーナメントで実施され、女子は18歳のアレクサンドラ・カルッカ(ポーランド)が7.460秒で優勝。男子はスピードのシニア大会に初出場した19歳、アディ・ラフマド(インドネシア)がビッグファイナルで5.770秒の好タイムをたたき出し、0.028秒差の接戦を制して頂点に立った。

 競技終了後、大会について竹田は「競技力を落とさずにできる、先進的なシステムだと思う」とコメント。抜井も「大会に出られず目標を立てにくかったが、コンペが実施されるとそこに向けて何を行えばいいかなどが決まるので嬉しい。大会も新鮮な感じで面白かった」と話し、これまでにないフォーマットで行われた久々の大会を楽しんだ様子だった。

<リザルト>

[女子]
1位:アレクサンドラ・カルッカ(POL)/7.460秒
2位:エリザヴェータ・イヴァノワ(RUS)/7.706秒
3位:ジュリア・ランディ(ITA)/8.094秒
―――――
22位:二宮 凛/11.359秒
25位:鈴木 可菜美/12.421秒

[男子]
1位:ラフマド・アディ(INA)/5.770秒
2位:ジャンルカ・ゾッダ(ITA)/5.798秒
3位:ウラジスラフ・デューリン(RUS)/5.803秒
―――――
24位:抜井 亮瑛/7.549秒
25位:竹田 創/7.579秒
27位:今泉 結太/8.432秒

※左から氏名、所属国、記録タイム
※1・2位はビッグファイナル(1位決定戦)、3位はスモールファイナル(3位決定戦)の記録

大会映像はこちら
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編集部

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