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コロナ禍で経営危機 クライミングジムがクラウドファンディング立ち上げ
コロナ禍による売上減で全国クライミングジムの経営危機が叫ばれる中、地方のジムが存続に向けて立ち上がっている。
静岡県に本拠を置く「QRiMo」は、今月に自社サイト上でクラウドファンディングをスタートした。国からの緊急事態宣言が発令されている地域にある店舗などを対象に支援希望のジムを公募し、一般から集めた支援額を分配する。支援は1口2000円からで、支援者にはリターンとして参加ジムの1日利用券が送られる。支援受付は5月6日までだが、最低実行額に届かない場合はクレジットカードの手数料を差し引いて返金される。
また、本日26日には「【KEEP CLIMBING】九州クライミングジム存続支援プロジェクト」として、九州のクライミングジムが連合でクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」上にページを開設した。
「一つでも多くのジムを存続させたい」と話すのは本活動の代表で、福岡県内で複数店舗を経営する能方聖吾さん。もともとクラウドファンディングには興味があったといい、他業種の取り組みも参考にしたという。日ごろから付き合いのあるジムに相談したところ、そこから告知協力だけの申し出も含めて40以上のジムに賛同の輪が拡がった。
支援は1口5000円から可能で、リターンには金額に応じてプロジェクトTシャツ、ジム利用券、エコバッグが用意されている。支援受付は5月末まで、目標金額は300万円としているが、届かない場合でも締切時点で集まった金額からリターン制作原価などを差し引いて分配する。
支援は下記のリンクから
【KEEP CLIMBING】九州クライミングジム存続支援プロジェクト
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取材・文 編集部