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東京五輪の延期がついに発表。IFSC会長「決定を支持する」
ついに決断が下された。IOC（国際オリンピック委員会）は24日、新型コロナウイルスの世界的な大流行を受け、今夏に予定されていた東京オリンピック・パラリンピックを遅くとも来年の夏まで延期すると発表した。
IOCのバッハ会長は「人命がすべてに優先される」と延期の理由を説明。新たな日程などはこれから調整していくとした。すでに五輪出場の内定を得ている選手たちの扱いも含め、今後の動向に注目したい。
五輪延期という前代未聞の事態となったなか、IFSC（国際スポーツクライミング連盟）のマルコ会長が声明を発表した。
「東京2020大会の延期が、フェアな形で参加者を募る唯一の方法であることが明確になりました。IFSCとしてはIOC、東京五輪組織委員会、日本政府、そして参加したすべての関係者が下した決定を支持するとともに支援していきます」
「新型コロナウイルスの拡散によって我々は前例にない決断を余儀なくされました。この決断はなんとしてもこのパンデミックを終息させるためのものです。今、世界は困難な状況に陥っていますが、我々IFSCは、またいつかW杯や世界選手権といった競技大会が開催される日を待ち望んでいます」
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文 編集部 / 写真 AFP/アフロ
