第33回リードジャパンカップ開催会場の加須市民体育館

リードジャパンカップ2020の無観客開催が決定

 日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月7・8日に予定されている「第33回リードジャパンカップ」(埼玉・加須市民体育館)を無観客で開催すると発表した。

 JMSCAは声明で「できる限りの対策を検討し通常の開催を模索してきましたが、選手、お客様、スタッフ、各関係者の安全確保の観点から、誠に遺憾ながら無観客試合とすることを決定せざるを得ませんでした」とし、観戦チケットについては販売中止、発売済みのものについては払戻しを行う、としている。払戻し手続きの詳細は改めて発表される。

 無観客での実施となるが、TVやインターネットでのライブ中継などが予定されており、画面を通しての観戦はできる見込み。

 なお、3月20~22日に開催されるリードユース日本選手権(千葉・印西)以降の大会についても、早急に対応を検討するとしている。新型コロナウイルスを巡っては、中国で4・5月に開催予定だった国際大会の延期がすでに発表されていたが、国内大会にもその影響が表れた形となった。

関連リンク:スポーツクライミング第33回リードジャパンカップ「無観客での開催」の決定について

CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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