3月に「パラクライミング日本選手権2020」が広島で開催

 3月20日(金・祝)、広島県福山市でパラクライミング日本選手権2020が開催される。

 競技におけるパラクライミングには、視覚障がい・切断・神経障がいの3つのカテゴリーがあり、さらに障がいの程度に応じてクラス分けが行われる。命綱となるロープがあらかじめ終了点にかかっているトップロープ形式で行われ、6分間の制限時間内に登ることのできた高さを競う。視覚障がいでは、ホールドの位置を下から声で伝えるパートナーの存在も重要となる。

明治大学和泉キャンパス(東京・杉並)の総合体育館で行われた昨年大会の様子。

 日本は強豪国として知られ、昨年7月のパラクライミング世界選手権では51歳(当時)の小林幸一郎が大会4連覇を果たすなど、金3つを含む計7個のメダルを獲得した。今大会には、その小林はもちろん、世界を舞台に活躍した日本代表選手たちが出場する。

 会場は、ボルダリング、リード、スピードのスポーツクライミング3種目の壁が常設されているエフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)。競馬場跡地に昨年12月に完成したばかりで、大会当日は落成式も執り行われる。観戦は無料。日本一を目指して繰り広げられる、世界トップクラスのパラクライマーたちの登りに注目だ。

昨年大会の視覚障害B1カテゴリーでは、パラクライミング世界選手権の同カテゴリーで4連覇を達成した小林幸一郎が優勝した。

パラクライミング日本選手権大会2020

会場

エフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)
住所:広島県福山市千代田町1-1-2

アクセス

・JR福山駅より車で8分
・JR福山駅より古地経由多治米車庫前行バスに乗車、「体育館前」停留所で下車

スケジュール

3月20日(金・祝)
12:10 ~ 開会式
12:30 ~ 予選
17:00 ~ 決勝

チケット

無料

※スケジュールは予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

日本パラクライミング協会 公式サイト

CREDITS

編集部

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