男子表彰台=(左から)アルベルト・ヒネス・ロペス、清水裕登、ステファノ・ギソルフィ

23歳・清水裕登が自国開催でW杯初優勝!/リードW杯2019第6戦 印西大会【男子決勝】

 27日、リードW杯2019最終第6戦印西大会(印西市松山下公園総合体育館)の男子決勝が行われ、日本代表の23歳、清水裕登が自身初のW杯優勝を自国開催で成し遂げた。

 途中、ダイナミックに飛びつくムーブが観客を沸かせた男子決勝。4人が終わった時点で暫定トップは波田悠貴の28+だったが、5番手の清水が大きくその高度を引き上げる。

 今シーズン、リードジャパンカップで3位に入り、唯一の出場となったW杯第3戦でも2位に入るなど、キャリアハイといっていい成績を納めている清水。波田の記録を超えてもなお、粘りのある登りで高度をさらに10積み上げ、38+で堂々の首位に立った。

決勝を登る清水。

 残るは4人。ステファノ・ギソルフィ(イタリア)は32+、ショーン・マッコール(カナダ)は27+に終わったことで清水の表彰台が確定する。7番手ショーン・ベイリー(アメリカ)も中盤で力尽き、メダルの色は最後を登るアルベルト・ヒネス・ロペス(スペイン)の結果次第となった。

 準決勝を首位通過していたヒネス・ロペスは、17歳とは思えない冷静な登りでたんたんと高度を上げていくと、終盤に入り勢いが加速。休む間もなく清水の高度に迫っていく。だが清水の記録が目前に迫った36+で力尽き、この瞬間に新たなW杯優勝者が誕生した。

 2位にはそのヒネス・ロペス、3位にはギソルフィが入り、波田が4位、楢崎明智が9位となった。2019シーズンの年間ランキングでは、今大会を欠場したアダム・オンドラ(チェコ)が総合優勝。ヒネス・ロペスが2位、マッコールが3位となり、大会前まで2位だった原田海は4位に順位を落としたが、それでも自己最高のランキングでフィニッシュした。

<決勝リザルト>

1位:清水 裕登/38+
2位:アルベルト・ヒネス・ロペス(ESP)/36+
3位:ステファノ・ギソルフィ(ITA)/32+
4位:波田 悠貴/28+ ※準決勝6位
5位:ジェシー・グルーパー(USA)/28+ ※準決勝8位
6位:ショーン・マッコール(CAN)/27+
7位:ロイク・ティンメルマンス(BEL)/22+
8位:ショーン・ベイリー(USA)/19+ ※準決勝2位
9位:楢崎 明智/19+ ※準決勝8位

※左から氏名、所属国、成績(到達高度)

<リードW杯2019 男子年間ランキング>

1位:アダム・オンドラ(CZE)/300pts
2位:アルベルト・ヒネス・ロペス(ESP)/256pts
3位:ショーン・マッコール(CAN)/206pts
4位:原田 海/195pts
5位:ステファノ・ギソルフィ(ITA)/190pts

※左から氏名、所属国、獲得ポイント

リードW杯2019 印西大会特設サイト

リザルト詳細は国際スポーツクライミング連盟/大会ページから

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田亮

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