今シーズンのW杯もクライマックス。明日からはリードW杯2018第7戦 廈門大会が開催

 27・28日、中国・廈門にてリードW杯2018の最終第7戦が開催される。今シーズンのW杯もいよいよクライマックスを迎える。

 先週末の呉江大会から続く中国ラウンド2戦目。日本男子からは8名がエントリーし、第2戦シャモニー大会を最後にリードW杯から遠ざかっていた楢崎智亜が久しぶりにメンバー入り。開幕戦ヴィラール大会以来の表彰台(3位)に期待がかかる。女子では雨天中止で4位となった呉江大会での無念を晴らしたい野口啓代を筆頭に7名が出場する。

 注目は次代を担う16歳の選手たち。前回大会では、西田秀聖が4位に入賞すると、伊藤ふたばは12位、栗田湖有も14位で準決勝に進出。いずれもリードW杯での自己最高位を記録した。同年代には第5戦クラーニ大会で6位入賞の平野夏海もおり(今大会は未出場)、この世代の活躍が目立ってきている。

 若手からベテランまで、幅広い世代のさらなる躍進が楽しみな、今シーズンの締めくくりとなる廈門大会。27日にリード予選、同じく最終戦を迎えるスピードW杯の予選を行ない、28日に両種目決勝が実施される。

 

クライミングW杯 中国・廈門大会

スケジュール

10月27日(土)
リード予選/09:45 ~(10:45 ~)
スピード予選/18:30 ~(19:30 ~)
10月28日(日)
スピード決勝/09:45 ~(10:45 ~)※ライブ中継
リード準決勝/13:00 ~(14:00 ~)※ライブ中継
リード決勝/18:30 ~(19:30 ~)※ライブ中継

※カッコ内は日本時間。
※スケジュールは予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。
※ライブ中継は国際スポーツクライミング連盟/公式YouTubeチャンネルで実施予定。

日本代表 出場予定選手

<男子>
楢崎 智亜(22)/L・S
緒方 良行(20)/L・S
西田 秀聖(16)/L
波田 悠貴(21)/L
本間 大晴(19)/L
中野 稔(35)/L
中上 太斗(19)/L
樋口 純裕(26)/L

<女子>
野口 啓代(29)/L・S
伊藤 ふたば(16)/L・S
小武 芽生(21)/L・S
尾上 彩(23)/L
田嶋 あいか(20)/L
廣重 幸紀(22)/L
栗田 湖有(16)/L・S

※左から氏名、年齢、出場予定種目
※L=リード、S=スピード

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CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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