(左から)JR東日本東京支社・竹島博行事業部長、新幹線変形ロボ・シンカリオン、元バスケットボール女子日本代表・原田裕花、テニスプレイヤー・伊達公子、プロサーファー・前田マヒナ、同・糟谷修自、日本パデル協会副会長・玉井勝善、司会・ジョン・カビラ

8月、東京に大型スポーツ複合施設「スポル品川大井町」が誕生

 9日、JR東日本が都内で会見し、複合型のスポーツエンターテインメント施設「スポル品川大井町」を今年の8月11日から2021年までの期間限定でオープンすると発表した。2020年に向け一段とスポーツ気運が高まるなか、大井町駅(東京都・品川区)からほど近い約24,000㎡もの広大なスペースに、大人から子どもまで様々なスポーツを楽しめる新スポットが誕生する。

 スポル品川大井町には8種類のスポーツを含む13の施設が集結。テニスやフットサルコートに加え、2020年の東京オリンピックで追加種目となったサーフィン、3×3(バスケット)、そしてボルダリング(スポーツクライミング)ウォールなどが完備される。目玉となるのが日本では珍しい人工サーフィン施設で、初心者向けの小さな波から、プロも楽しめる本格的な波まで、自由自在に体験できる。

8月11日にオープンする『スポル品川大井町』

8種類のスポーツを含む13の施設を完備する

 記者発表会には、テニスプレーヤーの伊達公子、プロサーファーの糟谷修自、前田マヒナらがゲストに登場。糟谷氏が「まさか東京の屋外でサーフィンができるとは。バーにつかまって体験できるので、子どもが始めるのにも最適」と世界的人工サーフィンブランド『citywave』のアジア初上陸を喜ぶと、伊達氏は「日本は人工芝が多い中、スポルでは世界基準のハードコートを、カラーは全米オープンのブルーでお願いしました。テニスのセミナーを行うことなどを想定した多目的スタジオも併設しています」と自身が全面プロデュースしたテニスコートの概要を説明した。

伊達氏は「テニスを、スポーツを通して人生を豊かにしていくライフスタイルを提供していきたい」とその想いを語った

屋外に設置されるボルダリングウォール

 ボルダリングはというと、都内では数少ない屋外にウォールを設置。5mと十分な高さを誇り、横幅は20m、傾斜は85°~120°となる予定。そしてスペシャルサポーターにはスポーツクライミング日本代表の野口啓代が就任。野口は「この場所がひとりでも多くの人のクライミングを始めるきっかけになってくれると嬉しいです。自分の好きなスポーツをより追及したり、自分の可能性が広がるスポーツに出会えたりと、スポーツの楽しさが詰まった場所を私も応援していきます!」とコメントを寄せた。

 脱出アトラクション、キッズランド、O2カプセルルーム、BBQが楽しめるダイニングなどスポーツの他にも楽しめる施設を備えるスポル品川大井町。JR東日本によれば、未来を担う子どもたちに、ここでしか味わえない体験を提供し、スポーツを始めるきっかけや、将来の夢を見つけてもらえる施設になることを目指していくとのことだ。

 

「スポル品川大井町」

営業期間

2018年8月11日 ~ 2021年(予定)

アクセス

東京都品川区広町2丁目1-19
・JR京浜東北線「大井町駅」西口より徒歩約5分
・東急大井町線「大井町駅」より徒歩約5分
・東京臨海高速鉄道「大井町駅」より徒歩約5分

営業時間

10:00~23:00(予定)
※種目により異なります。
※一部施設や時期により短縮や延長を検討中。

施設利用料

入場無料
※各施設利用は有料。料金は種目により異なる。詳細は公式サイトにて今後発表予定。

「スポル品川大井町」公式HP

CREDITS

取材・文・写真 編集部

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