リードの国内王者を決める、日本選手権リード競技大会2018が明日より開催

 明日からの2日間、加須市民体育館(埼玉県)にて「スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2018」が開催される。ちょうど1ヶ月前にボルダリングの国内王者を決めるジャパンカップ(BJC)が行われたが、今度はリード種目の日本一決定戦。スポーツクライミング3種目のうちの1つであるリードは、1度落ちても再トライが可能なボルダリングと違い一発勝負。壁の高さも12m以上あり、長い課題を読み解くためのオブザベーション力や持久力、レストのタイミングなど様々な要素が求められる。

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 前回大会の優勝者は野口啓代と中野稔。3名がTOPに迫る高度で並んだ女子は準決勝の成績で野口が6度目の頂点に立ち、男子は執念の登りでボルダリングW杯年間2位(2017年)の楢崎智亜を一手差で抑えた中野が史上最年長(33歳4ヶ月)で自身初優勝を果たしている。

昨年大会表彰台=左から楢崎智亜、大田理裟、中野稔、野口啓代、波田悠貴、森秋彩

 この2人に加え、今大会も多くのトップクライマーたちが出場する。なかでも優勝候補に挙げられるのが先月のBJCで2位に入った森秋彩(もり・あい)。森は昨年の日本選手権で3位に入った後、日本ユース選手権、リードジャパンカップ、JOCジュニアオリンピックカップ、世界ユース選手権と出場した主要大会でリード種目負けなし。特に年代カテゴリー問わず争われるリードジャパンカップでも決勝唯一の完登を果たすなど、その実力は14歳にしてトップクラスだ。一方男子ではリード代表のエース、是永敬一郎の初優勝に期待がかかる。是永は昨年10月の廈門大会でW杯初優勝を飾るなど活躍をみせ、平山ユージ、安間佐千に続く日本男子3人目の年間表彰台に上った。国際舞台での活躍を国内でもみせることができるのか、その登りに注目したい。

 昨年に引き続きリード日本代表唯一の選考大会となる日本選手権。国際大会出場のためには、最低でも20位以内に入らなければならない。3日には2ルートを登る予選が行われ、上位26名が翌日の準決勝へ。4日午前のセミファイナルを勝ち抜いた8名が午後に行われる決勝へと駒を進める。入場料は無料のため、ぜひ現地で観戦されてみてはいかがだろうか。

 

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2018

会場

加須市民体育館
(埼玉県加須市下三俣590)

スケジュール

3月3日
男女予選/09:45 ~ 18:05 ※YouTubeライブ中継

3月4日
男女準決勝/9:40 ~ 12:10 ※YouTubeライブ中継
女子決勝/14:50 ~ 15:50 ※YouTubeライブ中継
男子決勝/16:30 ~ 17:30 ※YouTubeライブ中継

※スケジュールは競技進行状況などにより変更になる場合があります。

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CREDITS

文・写真 編集部

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