ヤンヤ・ガンブレットがはやくも4勝目。白石阿島は4位入賞/リードW杯2017第5戦 イギリス・エジンバラ大会

 9月23、24日、イギリス・エジンバラにてリードW杯2017第5戦が行われた。女子はスロベニアのヤンヤ・ガンブレットが今季4勝目、男子ではフランスのロメイン・デグランジュが3勝目を飾った。日本勢では男子・是永敬一郎の10位が最高で、アメリカの白石阿島はW杯デビュー2戦目にして4位に入っている。

 女子では準決勝進出の26名中、19名が中盤の難所を乗り切れない展開。日本女子で唯一出場していた大田理裟も高度18を攻略できず、決勝進出にあと一手のところで敗退となった。

 なかなか終盤までたどり着く選手が現れないなか、観客を沸かせたのは前回アルコ大会に続きW杯2戦目となった白石阿島。20番手で登場した白石は、終始落ち着いてムーブを選択をしていく。先月W杯デビューを果たしたとは思えない登りで暫定首位となる31まで記録を伸ばし、2大会続けての決勝進出を確定させた。

 決勝では先頭に登るジェシカ・ピルツ(オーストリア)がいきなり終盤のルーフに取りつけられたカマボコ型の核心にたどり着く42を記録。すると誰も彼女の後に続くことができず、順番は6番手の白石へ。ここでも16歳の新鋭は冷静にレストを挟みながら確実にピルツの記録まで迫っていく。最後はカマボコ型に散りばめられたカチを捉え切れず首位にあと一手及ばなかったが、残り2人を残し暫定2位で結果を待つこととなった。

 ここで16歳の初表彰台に待ったをかけたのが、前回大会で優勝を果たしているキム・ジャイン(韓国)とガンブレット。まずはキムが白石をわずかに上回る41+を記録すると、ガンブレットはそれをさらに上回る42をマーク。ピルツと並んだが、準決勝記録へのカウントバックで早くも今季4勝目を勝ち取った。

 一方の男子。予選では両ルート完登者4名のなかに是永が名を連ねる好スタート。また、第2ルートを完登した樋口純裕、野村真一郎も準決勝へ進出した。しかし準決勝では他選手の記録を超えられず、8名のファイナリスト入りは叶わない結果となった。

 決勝では終盤のルーフを乗り越えるところまで唯一たどり着いたデグランジュが今季3度目となる優勝。年間ランキングで2位に154ポイント差をつけた34歳のベテランが、残り3戦を残し独走態勢に入った。

 次回第6戦は10月7、8日、中国・呉江で行われる。
 

<女子・決勝>

1位:ヤンヤ・ガンブレット(18/スロベニア)/42 ※準決勝1位
2位:ジェシカ・ピルツ(20/オーストリア)/42 ※準決勝8位
3位:キム・ジャイン(28/韓国)/41+
4位:白石 阿島(16/米国)/41
5位:ジュリア・シャヌルディ(21/フランス)/40+
6位:アナーク・バーホーベン(21/ベルギー)/40
7位:ハンナ・スラニー(17/イギリス)/36+
8位:ティナ・ヨンセン・ハフソース(23/ノルウェー)/13+
―――――
11位:大田 理裟(24)※準決勝進出

<男子・決勝>

1位:ロメイン・デグランジュ(34/フランス)/47+
2位:ステファノ・ギソルフィ(24/イタリア)/42+ ※準決勝1位、タイム差
3位:ヤコブ・シューベルト(26/オーストリア)/42+ ※準決勝1位
4位:ドメン・スコフィッチ(23/スロベニア)/42+ ※準決勝3位
5位:トーマス・ヨハネス(22/フランス) /42
6位:ショーン・ベイリー(21/米国)/39+
7位:マックス・ルディジェ(24/オーストリア)/38
8位:ラモン・ジュリアン(35/スペイン)/24+
―――――
10位:是永 敬一郎(21)※準決勝進出
15位:野村 真一郎(20)※準決勝進出
21位:樋口 純裕(25)※準決勝進出
29位:沼尻 拓磨(24)
32位:島谷 尚季(20)
33位:武者 知希(19)

リザルト詳細はコチラから

CREDITS

編集部

back to top