2016年8月に開催され、好評を博した『CLIMBERS Session』の第2弾が3月18日（土）、東京都板橋区のBase Camp Tokyoで行われた。

　ゲストクライマーは今回も豪華で、野中生萌と智亜＆明智の楢崎兄弟。小学生による午前の1stセッションでは、それぞれ「みほうちゃん」「ともあくん」「めいちくん」と名札を付けて登場した。

　そんな大先輩にレクチャーされ、約50人のキッズクライマーも大ハッスル。あっさり3級レベルを完登する未来のスター候補が現れると、初めての子供たちも「今はどんどん登り、どんどん楽しむのが大事」という明智選手の言葉を受けて、夢中で壁に挑む姿が印象的だった。

　中学生から50代までグレードも様々な方々が集った午後の2nd、3rdセッションは、智亜選手が「少しコツを教えただけで、みなさん上達しましたね」と振り返ったように、上級者も未経験者も自身の壁を越えるチャレンジに没頭。同じグループ内で指導しあったり応援しあったり、DJシーザーがミックスする“アガる曲”に励まされたり、キッズたちに負けない熱量で1時間半、たっぷり汗を流していた。

　今イベントの目玉の一つだったのが、夏の映画公開を前にアメリカから上陸し、まさにこの日が日本初公開となった『SPIDER-MAN:HOMECOMING “CLIMBING EXPERIENCE”』だ。ソニーの空間プロジェクション技術を駆使し、ボルダリングとゲームが融合した未来型アトラクションで、「映画を見ているようで楽しい！ でも難しい！」とは野中選手。この特設ウォールも多くの参加者が体験し、新たなクライミングの魅力を堪能していた。

野中生萌選手が挑戦した映像はこちら！